原題は Meet the Robinsons で、こちらの方が映画の内容に合っているという気もします。ただ、確かに悪役が「未来泥棒」的な要素は確かにあるので、あるいはその対決に焦点を当てたのが邦題ということなのでしょうか。まあ、原題を日本語訳しても、あまり意味が分からないかもしれません。
音楽はダニー・エルフマン。僕は『バットマン』とかティム・バートンとのコラボレーションというイメージを持っているのですが、エルフマンにとって、これがディズニーとの初仕事だったのですね。ティム・バートンとあれだけ多くやっているにも関わらず、アニメの仕事は若干躊躇したとか。初めて仕事をする監督だったので、その辺りも緊張したようです。相手がアニメーターだったため、細かいところまで、音符の一つ一つにまで注文が入るのではないかと。彼自身は(といっても多くの作曲家がそうだとは思いますが)、自由にやらせてくれる監督が好みだったとか。
結果として、ステファン・J・アンダーソンは、エルフマンにとって、とてもやりやすい監督だったようです。映画を実際に観ていた時はあまり音楽を気にしていなかったのですが(それはよいことなのかも)、くるくるハイスピードで展開する映画ですので、音楽もスピーディーに、いろいろなスタイルのものが要求されたのではないかと思います。もう一度、ブルーレイで復習しなければいけないと思いました。
インターネット上には、この作品にかんするエルフマンのインタビュー動画やサイト類も少なくないので、それらも参考にしたいと思います。
作品の中身がちょっとぶっ飛んでいるところもあって、最初はついていけないと思いましたが、時間を置いてみると、すこしずつどういう映画だったのかが分かってきそうです。
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