おくればせながら、ジョアン・シェフ・バーンスタイン著、山本章子訳の『芸術の売り方』 (英治出版、2007年) を読みました。音楽社会学という授業も受け持っているため去年買ったんだと思うのですが、結局授業に使えるほどに消化できず、ようやく夏休みの今、読んだ次第です。とてもたくさんの事例がひかれていて、面白いですね。現場でブレインストーミングするための出発点としては「使える」本なのではないかと思いました(といいながら、私は現場の人ではないので、本当のところは分からないのですが…)。ゼミ生には音楽社会学に興味を持っているのもいるので、勧めてみてもよいかもしれません。
なお、『音楽文化の創造 (CMC) 』に、この本についてのレビューを書かせていただくつもりです。
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