『塔の上のラプンツェル』を観ています。キャラクターが実際に口を開いて歌う場面があること、 "I Want" song があることなど、いかにもミュージカル的要素があります。ほかにも"Mother Knows Best"というマザー・ゴーテル(育ての親)が歌うナンバーは、わざと曲のスタイルを他のナンバーと変えるなどの工夫がありますね。
ただお互いの気持ちを込めて歌うナンバーでは、ほとんど口を開けないということもあり、完全なるミュージカルにはしなかった、あるいはできなかったということもあるのでしょうか。
メンケンの記事を読んでると、ピクサーのメンバーがディズニー3Dに関わっていることも大きいのですね。それによって伝統と現代性との間との間で、どういったものを求めていくかが変わっていくということになるようで。クリス・モンタンなど、ディズニー社の音楽スーパーバイザーの一言も影響するのかもしれないなあ。
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