Morton Feldman. Something Wild: Music for Film. Ensemble Recherche. Kairos 0012292KAI.
ウェーベルンが作曲に影響を及ぼしたと言う点では、バビット以下のアカデミズムとモートンフェルドマンの間には、確かに共通点がある。しかし、アカデミズム派がウェーベルンの楽譜上にある音のコントロール法を見たのに対し、フェルドマンは、そのものの感覚に惹かれたようだ。トラック1 Something Wild in the City: Mary Ann's Theme (1960) も聴きやすい。トラック9Samo (1968) はコープランド風のトランペット・ソロ。フェルドマンが嫌いな人でも大丈夫かもしれない。
展開スパンが短い。音色が次々と変わる。センスの良さは変わらない。(2005-11-03)
アラン・ホヴァネス:交響曲第4番 Op. 165. A. クライド・ローラー指揮イーストマン・ウインド・アンサンブル PHCP-10062 (日本フォノグラム)
第1楽章はコラールが全編にわたって美しく響き渡る作品。ホヴァネス特有の、ややもすると、居心地の悪いアジア臭さが少ない音楽。第2楽章は、吹奏楽といえど、マリンバからスタート。打楽器中心。
テリー・ライリー@金沢21世紀美術館 2005-11
テリー・ライリーの音楽は急速に頭の中から消えていった。どんな音楽であったのか全く記憶にない。例えば、モダンジャズ風の和星、コード進行が角になっていたかと思う。《In C》のテリーナーから今日のコンサートを想像するのは不可能だし、この曲でなくても、《曲がった空気の虹》でも《シリ・キャメル》でもなく、おそらく最近自主レーベルから出されたアルバムにてようやく参照点が見つかるような気がする。
ただ、反復する音型がミニマリズムを特徴付けているだろう事は確かに確認できた。しかし…。革命的な音楽、あるいは新しい音楽といった賛辞はふさわしくないだろう。
開かれた形式 (2005-12-09)
音の解放はケージの範疇。形式と言うパラメーターを演奏家に委ねる方法論。毎回違う形式になる。
バビットについて (2005-12-09)
ミルトン・バビットがアメリカの作曲家に及ぼした影響を考える時、常に彼が大学で作曲を教えていたことに言及される。アカデミーズム派と言うのは、実験音楽とは違うが、調整音楽でもない。ヨーロッパ流のセリエリズムの延長線上にある作曲技法を大学を中心に受け継いだ作曲技法と言えるのだろうか?
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