2014年2月25日火曜日

ルロイ・アンダーソン(アンダソン)について書きました。

音楽之友社から発行されている『教育音楽 小学版』2014年3月号に、ルロイ・アンダーソン(雑誌の表記は「アンダソン」)の伝記を書きました。ぜひお店で手にとってご覧いただきたく。よろしくお願いいたします。

http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/kyoikuongaku_s/

The Instrument Building | Harry Partch Project | Ensemble musikFabrik

ハリー・パーチの楽器を新しくドイツで作ってたりするのですね。最初にクラウド・チャンバー・ボウルズが見られます。ところがオリジナルのパーチの楽器なのですが、それぞれのボウルに書かれているピッチと実際に出る音が必ずしも一致してなかったということのようです。



それににしても、やはりアメリカではこういのを継承しようという所がないのでしょうねえ。



Music Unlimitedプレイリスト:「喜び」と「怒り」のクラシック

Sonyさんの Music Unlimited でクラシック音楽をご紹介するプレイリストを作っておりますが、今回は「音楽室のクラシック」第2回として「喜び」と「怒り」のクラシックをお届けします。お時間のある時に、お寄りいただければ幸いです。

https://music.sonyentertainmentnetwork.com/featuredplaylist/f8162830bb0944289eb73d60172edf1a?autoPlay=true

2014年2月20日木曜日

ようやく雪もなくなって

ようやく雪もなくなってきましたね。私の研究室に向かう途中で、山手聖公会を撮ってみました。

2014年2月15日土曜日

ジブリ映画音楽メモ

ジブリの映画音楽は、最初のころはイメージアルバムやらシンフォニーやら、いろいろCDを出していたのを思い出しました。いま訳あって『天空の城ラピュタ』のイメージアルバムを聴いているところなんですが、ここまですでに完成されたものが映画制作前にできていたということなんでしょうか? ここから尺に合わせたものを作るということになったのでしょうか? もちろん主題歌はこの段階ではできてなかった訳ですが。

それにしても贅沢だなあ。音楽重視というところもあったんでしょうか。 ジブリ関係の資料は、本になってるものだけでも、いろいろ揃いそうな感じがします。毎年卒論にやろうという学生がいるみたいですけど…。 

いろいろ資料を読んでみると、もともと制作会社の方は、二作目の『ラピュタ』も久石譲で行くということではなかったのを、宮崎監督がぜひ久石氏にやらせたいということだったのですね。この二作目が久石氏じゃなかったら、ジブリの方向性もまるっきり違ってたかもしれません。

2014年2月12日水曜日

山の音楽家

突然なのですが、愛唱歌《山の音楽家》の旋律は J. C. Bechlerっていう人の "Sing Hallelujah" にそっくりなんです。ドイツ民謡ということらしいのですが、現地ではほとんど知られていないという話を聞いたことがあります。ネットを調べてみると "Ich bin ein musikante" という曲だという情報が出てきます。この曲が紹介されていた日本語サイトにYouTube動画がありまして、さっそく曲を聴いてみたのですが、メロディーが全然似てないんです。

以下、Bechlerの"Sing Hallelujah"という讃美歌に関するサイトのリンクを貼っておきます。この讃美歌のAABAの形式のうち、Bの部分は《山の音楽家》とは全く違うのですが、Aの部分の旋律はそのまんま同じですね(リンクページの下の方に "Full MP3" というのがありますので、その下をクリックすると聴くことができます)。

http://www.hymn-books.com/HymnBook_Hymn.php?HBHymns_ID=3539&Rge=0

なお、この曲をオーケストラと合唱で録音した音源が以下のCDにあります。ご参考まで。

2014年2月9日日曜日

JPASS: JSTORの個人向けサービス

学術誌(基本的に3年以上前のものまで)をPDFで読める JSTORが個人向けのサービスを始めたようです。大学などに所属していない人にはよいですね。私がいまの大学に来る前にこのサービスがあったらなあと思いました。

 http://jpass.jstor.org/