2015年9月28日月曜日

ポール・ホワイトマン&ビリー・ホリデイ

1940年代・50年代のポール・ホワイトマンを聴いて、そのジャズっぷりに驚いています。ビリー・ホリデイとも録音していたなんて…。

ビリー・ホリデイの録音は1942年6月12日録音の "Trav'lin' Light" というナンバーです。キャピトルへの録音ですが、当時ビリー・ホリデイはコロンビア所属だったため、Lady Dayの名でリリースしたそうです。

2015年9月25日金曜日

貴重なレコード

国立音大には、貴重なレコードがありますね。せっかくなので、借りて聴いてみることにしました。

2015年9月24日木曜日

授業でもらった、学生からのうれしいコメント。

日本音楽通史という授業を担当しておりまして、専門分野ではない分、毎回冷や汗ものなのですが、今回学生からもらったコメントを見て、ちょっと有頂天にりました (^^;;

4限に取ったことのない◯◯学部の先生を取ったのですが、そのあとに、この通史の授業を受けると、説明がとてもわかりやすく感じました。◯◯学部の先生には申し訳ないですけど、やっぱり教え方って大事ですね…。

◯◯学部の先生、すいません (^^;;

2015年9月22日火曜日

今日の記録

今日は夜にBunchademy (学芸大学 [東横の方] )に行くことにしていたのですが、妻が午後パシフィコ横浜に行くということもあり、お昼を一緒に食べて、それから夜までは都心で時間を潰すことにしました。

最寄り駅の Afternoon Tea でサラダ・パスタを食べて、新宿へ。この路線は、かなり代々木よりに止まるのですが、南口からタワレコ新宿へ行きました(とても安易)。でも結局何も買わずに、そのままディスクユニオンのアクセサリー館へと向かいます。そこでLPレコードの静電気を除去するゼロダスト LP レイザーを買いました。前々からアマゾンでチェックしていたのでありますが、ここにあることは知っていましたし、とりあえず入手できて一安心。ずーっと愛用してきたミルティのパーモスタットが、どこにも売ってないということで、この製品を試してみることに。

それからディスクユニオンのクラシック館へ。佐藤聰明の《リタニア》、持ってなかったんですよね。New Albion はもうCDを出していないので、ようやく買いました。その他ボザール・トリオのロレム/デヴィッド・N・ベイカー/ロックバーグ、グローフェ自作自演集 (日コロ Everest) 、『オーマンディ・インタビュー&初期録音』(RCA非売品)などを購入。

その後、学芸大学のドトールで原稿をちょっとやり、18時からは近藤譲さん+石塚純一さんの対談を堪能。おふたりとも、お疲れ様でした。作曲家の参加者が多かったようですね。

2015年9月20日日曜日

きょう眺めていた本

今日はこちらの本を眺めておりました。Menottiの Amahl and the Night Visitors のほか、Brittenの Owen Wingrave、Gerald Barryの The Triumph of Beauty and Deceit なんかが取り上げられているようです。

2015年9月19日土曜日

眺めている本

面白そうな本。スーフィーについてはカッワーリとかメヴレヴィーについて、ちょっとかじったくらいでしょうか。カッワーリもヌスラット・ファテ・アリ・カーンから入ったミーハーです(ボストンに住んでた時に、シンフォニー・ホールのライブに行きました)。

好奇心のツボを刺激されております。

2015年9月14日月曜日

原稿のための資料を印刷

『アナと雪の女王』の関連資料をプリントアウトすると、けっこうな量になる。

届いたレコード

きょう届いたレコードです。最初の方だけ、ちょい聴きしていますが、とてもいいです。お気に入りの一枚になりそう。CDにはなっていない模様。

2015年9月5日土曜日

The Ravi Shankar Collection

ラヴィ・シャンカールの脂の載った時代の音源として好きな一つがNMLにもありまして、それがカーネギー・ライブなのであります。長い間CDになってないし、LPではA面とB面がどうしても切れてしまうし、ということでCD化を待ち望んでいたのですが、どうやらCDボックスの1枚になって発売されていたようです。知らなかった。


いまNMLで聴いているのですが、いやあ、ものすごい熱演です。クライマックスでアリ・アクバル・カーンのサロードの弦が切れているらしくて、その音が入っているというのもすごいです。
その他、ぱっとみたところ、このボックスにはWorld Pacificレーベルから出てた音源も入っているみたいですね。うーむ、素晴らしい。

民族音楽といえば、LyrichordレーベルもNMLには入ってます。音が悪いのがちょっとアレですが…。Alexander Street だと Folkways とかも聴けるみたいですが(初期ジャズの録音もあって貴重)、私の大学図書館には入ってないようです(涙。高いからなあ…。


2015年9月4日金曜日

届いた本

きょう届いた本です。田辺尚雄の概説書はいくつもありますが、これは具体的で分かりやすいかもしれません。この本で扱われているレコードの方は、さすがに持ってないです。

かつて新潟大学の図書館の書庫にこの本がありまして、いつか欲しいなあと思っていましたが、ようやく入手いたしました

2015年9月3日木曜日

届いた本

訳者の横坂先生からご本が届きました。「ヒム・エクスプロージョン」の立役者の一人による賛美歌論といえばいいのでしょうか。いわゆる歴史書ではないのですが、時代に生きる賛美を考える時に必要な視点が、いろいろと示唆されているようです。謹んで読ませていただきます。

2015年9月1日火曜日

国立音楽大学 音楽研究所の活動

今年度は、客員研究員として国立音楽大学の音楽研究所におじゃましております。テーマは戦前のアメリカ音楽、特にガーシュインを中心としたものになっており、最終的な目標としては、ポール・ホワイトマンが初演した当時の編成と楽譜を使った《ラプソディ・イン・ブルー》の演奏です。

ホワイトマンの楽団は、現在のオーケストラとはかなり違っていまして、20人ほどのミュージシャンほとで編成されており、ヴァイオリンのような弦楽器は入っているものの、サキソフォンなど管楽器を中心に発想されたところもあります。ご存知の通り、ホワイトマン楽団所属のアレンジャーの一人で、ホワイトマン・サウンドに大きく貢献したファーディ・グローフェが初演版、そしてのちの(こんにち広く演奏されている)オーケストラ版のオーケストレーションを行いました。

それで、ホワイトマン楽団の編成の楽譜を作るにあたっては、もちろんホワイトマンが初演した当時の楽譜というものが(印刷の悪い)ファクシミリで残っているのですが、ピアノ・パートが空欄になっている箇所があるなど、省略されている箇所が多くあります。また、通常の版では演奏されない小節というのも存在しています。

ですので、初演版の楽譜を作成するにあたっては、印刷版を含めて、複数の版の《ラプソディ・イン・ブルー》を検討していただく必要がありました。

今日は前期の間に比較をしていただいた調査が「ひとまずの到達点」に達したようで、版の差異についての発表をしていただきました。私も《ラプソディ・イン・ブルー》のCDをいくつか聴いて、耳で違いについては知っていたのですが、「じゃあ具体的にどうなの?」ということに関しては、この日の発表は、問題点をきちんと整理されていており、とても感動いたしました。また楽譜を検討するにあたっては、当方が提供した音源も役にたったようで、光栄です。
一次資料を加えた調査は、資料入手ができていなこともあって、これからではありますが、引き続き楽しみな調査であると考えています。

私もポール・ホワイトマンについて調べつつ、ディズニー原稿をやりつつ、レコ芸海外盤も…頑張ります (^^)