2009年4月28日火曜日

最近のできごとメモ

2009年4月22日火曜日

OEK定期。下野竜也指揮で大いに楽しんだ。時間があれば、もっと書きたいところ。

2009年4月23日木曜日

泥酔して素っ裸になった芸能人が、いきなり逮捕され (普通は保護処分だそうだ) 、家宅捜査されたあげく、NHK7時のニュースで延々と報道されていた。何なんだろう、このメディアのバカ騒ぎぶりは。先日の北朝鮮のロケット発射の時もこうだった。

2009年4月24日金曜日

今月の「海外盤」は、扱うディスクの枚数が多い。早めに聴き始めている。ジャンニーニの吹奏楽作品を録音したカセットを出してみる。前奏曲とアレグロ、変奏曲とフーガ、ファンタジア、献呈序曲、交響曲第3番。

2009年4月28日火曜日

日曜・月曜と、藤枝守さんが来ていた。マイルストーン・アート・ワークスでのイベントのためである。マイストーンのナガシマヨシホさん、福井るりさんの3人で、日曜の夜、月曜の夜と、音楽論議を楽しんだ。90年代、盛んに紹介されてた作曲家たちのことを、いろいろお聞きする形で面白かった。ナガシマさんからは、藤枝さんと対談の企画でもしたら、みたいなことを言われましたけど、いやはや、恐れ多いでございますですー。

北日本新聞には、藤枝さんのやったワークショップについて評論を書かせていただくことになった。

最近届いたもの、入手したもの

・ライナーを担当したCDのレーベルから届いたサンプル盤。
・John Addison, Torn Curtain, OST (Varese Sarabande)
・Henry Mancichi, Nightwing, OST (Varese Sarabande)
・Franz Waxman, Lure of the Wilderness, OST (Varese Sarabande)
・Mamoru Fujieda, Patterns of Plants II (Tzadik)
・映画『黄金』DVD
・映画『怒りの河』DVD
・岡俊雄編、『西部劇入門』 荒地出版
・藤枝守 "Radiated Falling" (ALM Records PLM-017、ソノシート)
このソノシートは某所で2,500円だそうだけれど、マイルストーン・アート・ワークスでは1,000円だったような記憶が。

2009年4月15日水曜日

卒論を書く学生さんからの問い合わせ、きょう観たもの

大学で卒論を書いている人から、アラン・メンケンについての質問が来た。まだ答えてないが、心の声を書いてみよう。

(1) なぜアラン・メンケンさんが好きなのか。引き付けられる要素は何だと思うか。

うーん、この質問から答えが得られたとしても、論文に書く訳にはいかないのではないだろうか?

(2) ディズニーの音楽のディズニーらしさとは何だと思うか。

うーん、それが分かれば苦労しないんだけどなー。それに、どの時代を取るかによって、ディズニー映画の音楽って、かなり多種多様なんですよねー。同時代でも、例えば《アラジン》と《ライオン・キング》じゃ、かなり違うしなあ。

(3) 自分が知っているアラン・メンケンさんの情報。これ読んだら良いよ!!みたいな本などの資料(ディズニー音楽に関わるもの・メンケンさん物大歓迎です!!)

それを調べるのが学生さんの仕事ではないのかなー?

観たもの

・映画『華氏451』

リビングルームにある、映画制作時には巨大と思われるスクリーンが、現在の液晶テレビみたいで、逆にリアルに感じられた。「1台しか持っていないのか?」も、こと日本のテレビ事情だと、フツーにあり得る光景にように思えてしまう。アメリカだと大体リビングに1台あるだけのが普通だから。日本ほど、バックグラウンドのようにして付けっぱなしにして観ている国は、そうそうないんじゃないだろうか。

そして、多少陰謀論は入っているとはいえ、マス・メディアが行なう情報操作の怖さ、本が与えられずテレビに頼りすぎると、ある評論家がかつて述べたような「一億総白痴化」が進むんではないかという問題提起も、不思議に他人事のように思えないんだなあ。

文字による記録や伝承が禁じられたなら、それは必然的に口承となっていくっていうのも、推論としては考えられなくもないなあ。

いろいろ考えさせられました。実は原作のペーパーバックが、どこかにあったハズなのに読んでないという、このふがいなさ。

2009年4月13日月曜日

合唱団の日帰り研修会、届いたもの

仏教系合唱団の、研修会と称する日帰り旅行に行ってきた。伴奏をやっている手前、出席を断るわけにもいかず…。自宅からヤマハの電子キーボード (76鍵) をがんばって持ってきた。

場所は、年金の金でバブリーな温泉旅館を作っちゃいましたっていうステレオタイプな施設で。いまやろうとしたら、ぶん殴られそうなくらい。

練習は午前中の1時間45分。僕の電子キーボードは、お寺のエレクトーンよりもいい音がするんだそうだ。デジタルサンプリングした教会オルガンの音が、すごく評判がよかったのだけれど、「えっ、仏教音楽に、このオルガンの音でいいの?」と、心の中は困惑するばかり。

食事はそれなりの和色。お刺身も天婦羅もまあ通常レベル。お風呂は多少湧かしてあるものの、温泉で、露天風呂やら打たせ湯やら、泡の出る風呂やら、豪華だなあ。

午前中、合唱の練習をしたのに、午後にはちゃっかりカラオケもあるという。実はこっちの方がメインなのかえ? 手元にはみんなで歌うための童謡の歌詞カードが渡される。アカペラで歌おうと思っていたらしのだが、僕が電話帳みたいなリストで調べたら、全曲カラオケがあった (ちなみに通信カラオケではなく、おそらくハードディスクが入った、コンソール型の機械) 。童謡の後は、みなさん50・60歳代らしい、演歌・歌謡曲路線。僕だけ《銀河鉄道999》(ゴダイゴ) とか《夢の船乗り》とかアニソン歌ってました。「やっぱり若い人よねー」という声がちらほら。はにゃ〜ん。

合唱の本番は、今週の土曜日。僕の電子キーボードも使いたいのだそうで、お寺に預かってもらうことになった。まあ、弾き慣れているキーボードってこともあって、気楽ではあるけれど、エレクトーンとちがって、これ、足鍵盤がついてないんですよね。オルガン譜の曲もあるから、テキトーにアレンジしなきゃ。

届いたもの

・Georges Delerue, That Man from Rio, OST (Kritzerland).
・Delerue, Memories of Me, OST (Intrada).

2009年4月8日水曜日

今日届いたもの

・Joseph W. Polisi, American Music: The Life and Times of William Schuman (Milwaukee, WI: Amadeus Press, 2008.

ウィリアム・シューマン関連本としては3冊目。ページ数としては、これが一番大部。2冊目 (進んでない (^^;; ) 執筆の資料になりそうで、うれしい。

・Mervyn Cooke, A History of Film Music (Cambridge UP, 2008).

アマゾンでおススメ商品になってて気になっていたんだけれど、『レコ芸』で紹介されていたので入手。分かりやすい文章で広く概観されているという印象。グラウト/パリシカの映画音楽版か。日本映画のサイレント時代 (弁士がいたため、西洋風な発展をしなかった etc.) にも触れられているようだ。戦後は主要な映画を観て書きましたという感じ。

譜例なし。サントラファンにはお勉強になるけれど、それよりも、映画音楽史なるものを大学で勉強する人向けという感じがする。イギリス、フランスの映画音楽に、それぞれ1章当てられているのは面白いかも。Overtones and Undertonesなんかより、文章が読みやすい。

・ユモレスク/フデチェック ドヴォルザーク・ヴァイオリン名品集 ヴァーツラフ・フデチェク (ヴァイオリン)、ヨゼフ・ハーラ (ピアノ) ビクター  VX-203 (LP)

初期にCD化されていたみたいだけれど、入手困難なので、ヤフオクでLPを入手。《ユモレスク》、4つのロマンティックな小品が素晴らしい。これ、国内プロジェクトだったんですね。

2009年4月7日火曜日

今日観たもの

来月の海外盤向けCDが届く。連休のため、早めの締切。ガムバリマス。

・サウスパーク CHINPOKO MON
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=218853 (リンク切れ)

へええ、こんなエピソードもあったんですね。アメリカ人が考えるステレオタイプな日本をあえて皮肉ったようなエピソードで、面白いかも。ヒロヒトっていつの話やねんってことですね。

2009年4月1日水曜日

執筆活動報告

(1) 『レコード芸術』2009年4月号に、2つのディスクをレビューしました。

・モートン・グールド《カウボーイ・ラプソディー》、ロイ・ハリス 交響曲第11番《1967年》、セシル・エフィンガー 小交響曲第1番、ダグラス・ムーア 交響曲第2番イ長調 イアン・ホブソン指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア [Albany TROY1042] <録音=2008年1月>

・コンロン・ナンカロウ プレイヤー・ピアノのための習作第42番〜48番 ユルゲン・ホッカー (プレイヤー・ピアノ監修) <録音=2005年6月> [MDG 645 1407-2]

(2) 『レコード芸術』2009年4月号に、「特捜プロジェクト アニヴァーサリー作曲家2009 ▲没後60年▲ジョージ・アンタイル」を書きました。

(3)『音楽文化の創造』第52号に、以下をレビューしました。

・庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタル (2009年1月12日、富山県下新川郡入善町 入善コスモホール)

・名指揮者の軌跡 Vol. 1 カルロス・クライバー J. シュトラウスII世:喜歌劇《こうもり》序曲、ウエーバー:歌劇《魔弾の射手》 (リハーサルと本番演奏) 南ドイツ放送交響楽団 ◎ジェネオンエンタテインメント GNBC-4127

・演歌ルネサンスの会 編 『演歌は不滅だ』ソニー・マガジン文庫、2008年

(4) 2009年3月20日、北日本新聞の第11面 (「芸能とやま」) に、私が書いた「美しい日本のうた」の評論が掲載されました (「胸を打つ ”富山の歌”」 ) 。 3月8日、富山県高岡文化ホールで行なわれたコンサートです。