Reed - Russian Christmas Music. Unknown Performer. Recorded under the direction of Ralph Satz. A Sam Fox Production 7-33-15-A. (モノラル録音、7インチ)
Webマガジン「ONTOMO」にアルフレッド・リードの記事を書いていた時、興味本位でいろんな音源を探しているうちに出会った7インチ盤です。「プロモーション・レコード」というのがどういう目的で、どのように使われるのか分かっていないのですが(ちょっと調べてみたら、楽譜出版社が出していたものらしい)、とにかく録音されているのは、アルフレッド・リードの《ロシアのクリスマス音楽》ということはレーベルに書いてあり、実際聴いてみると、確かに初期のリードが書いた、この吹奏楽の一大傑作であることは間違いないです。
ただ、ラルフ・ザッツの監修の下に録音されたとはいえ、肝心の吹奏楽団や指揮者が書いてないのが気になります。Sam Foxの7インチ盤というと、別のものにはフレデリック・フェネル指揮マイアミ大学ウインド・アンサンブル、アルフレッド・リード(プロデューサー)によるクリフトン・ウィリアムズによる交響的舞曲第3番《フィエスタ》というのもあります(こちらにもお持ちの方がいらっしゃいました…)。希望的観測では、作曲者リード指揮のマイアミ大学ウインド・アンサンブルなのかな、と思ってしまうのですが、いかがでしょうか? 演奏が佼成の録音と似ているようなテンポや運び方のような気がするんですよね…。あるいはやっぱりフェネルなのか?????
ただこの録音、15分あまりの大曲を2つの面に分けているということもあり、途中で演奏が切れています。デジタル化するとき、何となくつなげてみたのですが、どこか欠けた一瞬がないかどうか、とても気になります。聴いた感じは全然分からないのですが…。
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