観終わったあと、いろいろレビューを読んでみた感じだと、舞台はおそらく、西海岸の自由な気風の大学を設定しているようです。ある大学教授が、米軍に依頼されて (より正確には軍産複合体なんでしょう) 、パワフルなレーザー銃 (空の飛行機から発射され、一瞬にして人間が消えてしまう) の開発にあたるのですが、技術的な問題がどうしても解決できない。それで、全米から「天才」とされる、中学生くらいの子どもを自分の研究室にリクルートして、開発させる、というのがメインのテーマです。そして「天才」たちは、本当のことを知らされず、授業のプロジェクトとして取り組みます。
ただ、内容がカレッジ・コメディーですので、「武器開発」のシリアスな筋は通しながら、随所は笑いに富んだ内容です。まあ、反抗期の青少年向けとも言えますが、さりげなく反権力ともいえるのかも。 80年代の香りがしますが、いま観ても、充分面白いです。だいたい私が観たのも、90年代半ば以降だったはずだし。
それにしても、この映画のヴァル・キルマー、最高に面白い。その他の登場人物も、個性が強い。時よりセリフが早口ですが (^^;;
(2009.1.15.) 追記 YouTubeに映像の一部をみつけました。
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