2009年1月12日月曜日

ロリス・チェクナヴォリアンのベートーヴェン

久しぶりに、むかしエアチェックしたカセット・テープに目をやってみたら、ロリス・チェクナヴォリアン指揮ロンドン交響楽団によるベートーヴェンの第5交響曲というのが出てきた。この演奏を聴いた時のインパクトは、かなりあったように思う。今だったら「ああ、ピリオド派に影響された演奏ね」と簡単に片付けられてしまう恐れがありそうだけれど、1983年5月25日放送当時だったら、結構衝撃的だったんじゃないだろうか。

演奏時間34分16秒。もっともカラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団だったら60分テープの片面に収まってしまったから、これが最速じゃないんだろうけれど (レイボヴィッツは何分くらい?) 、やっぱり鋭く突き進む感じがする。ところで当時のLPには Original Version と明示してあったらしい。これはどういう意味なのだろう?

Amazon.com (米国) のマーケット・プレイスだと、このLPに$89.69の値がついていた (→現在の状況) 。とても買おうとまでは思わないけれど、気になるところである。

いや、CDになってたら買いますよ。いま聴いても、やっぱり面白いですもん。

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