Beethoven: Sonata in C Sharp Minor (Opus 27 No. 2) "Moonlight"; Sonata in A Flat (Opus 110). Freidrich Gulda, piano. London LLP 150.
家に持ち帰って聴いてみましたが。ジャケット同様レコードの盤そのものもかなり傷んでおり、特に第1面の月光ソナタの方は、かなり聴き込んであったのか、とても鑑賞に耐えられるものではありませんでした。ただ、第2面のベートーベンの作品110のソナタに関しては、《月光》ほど聴いてなかったのか、ポップ音・クリック音がありつつも何とか聴けるレベルで、デジタル化したときにクリック音を取り除いてみたら、さらに、もう少し聴けるようになりました。
このレコード、ポップ音・クリック音だけでなく、もともとの録音に乗っていると思われるハム音もあり(曲間では消えますので、このレコードのプレス前からあるハム音なのではないかと)、そこは残念でしたが、それはそれとして聴いてみると、グルダの訥々とした演奏に感銘を受け、ベートーベンの後期ピアノ・ソナタにも関心を持つようになったのでした。特に第1楽章と端正ながら力強いフーガが好きで、繰り返し聴きたくなります。
このLPに収録された音源は、現在はグルダのデッカ・ベートーヴェン作品録音集の中に入っているようで、Spotifyにもありますね。レコードを基準にして聴いてみると、やや細身に感じられるのと、スケールが小さく感じられてしまうのですが、おそらくこちらの方が本来の録音に近いのかな、と思いつつ聴いています。ただハム音やノイズも混入するレコード(をデジタル化した音源)も、時々聴きたくなりますね。
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