実家に置いてあるビデオを帰省時に少しずつデジタル化しています。これもその一つ。《鳥の歌》の映像はYouTubeでも観られるのですが、意外と《国際連合賛歌》をカザルス自身が振った映像がないことに気づきました(→と思ったら、3年前にアップされていました)。この映像は大学院時代にとある先生からお借りしたビデオテープに入っていたもので、おそらくNHKで放送されたものかと思われます。冒頭に4:10の時刻が表示され「国際連合総会議場で録画」とされています。個人的には中間部のオーデンの詩がちょっと怖かったのを覚えています。とてもインパクトがあります。以下、その中間部からの字幕をそのまま転載してみます。もちろん音楽による戦意高揚やプロパガンダが過去にあったことを認めつつ、やはり私たちは平和の歌を紡いていきたいものです。
人みな言葉に心せよ
うそをつき
平和をいいくるめ
いくさのときには
邪悪が正しきことを語り
偽りの約束が結ばれる
なれど 歌は真実
平和の歌を模範とせよ…
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