2004年9月20日月曜日

アメリカ音楽 リスニング・メモ (グラス、ロックバーグ、ガーシュウィン) (2004.9)

グラス:屋根の上の1000の飛行機 Virgin Records America CDVE 39
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グラス・アンサンブルにもアナログキーボードが使われていたけれど、こまでシンセの音が前面に出てきているものはちょっと思いつかない。通常はフルートやサックスと混ぜて出てくる音もセンセで演奏されている。冒頭はなぜかテクノと言う言葉を思い起こさせた。バス声部の動きのせいだろう。トラック2の "City Walk"という曲を聴きながら、あまりにも「いつものヤツね」と笑ってしまった。(2004.9.18執筆)

元気でエネルギッシュにアルペジオが流れ出す、グラスらしい作品だ。

ロックバーグ:魔法の劇場のための音楽 オバーリン大学アンサンブル Desto DC 6444
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マーラーの交響曲第9番やモーツァルトのピアノ協奏曲の引用がなされている。特に後者は長いので、ロックバーグの作品であることを忘れてしまう。ロックバーグのことを「贋作家」と呼んだ批評家もいたが、なるほどと思ってしまうところもある。(2004.9.20執筆)

ガーシュウィン・プレイズ・ラプソディ・イン・ブルー:貴重なピアノ・ロールから1924年の初録音 Biograph BCD 106
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おそらくマイケル・ティルソン・トーマスが ガーシュウィンのピアノ・ロールと録音した時に使ったのはこのピアノロールではないかと推測する。ちょっと打鍵が浅くたどたどしい箇所がなくもない。オーケストラとの共演を前提とせず、1人で演奏しているタイプの演奏である事は間違いないだろう。(2004.9.20執筆)

ガーシュウィン:ミュージカル《ストライク・アップ・ザ・バンドジョン・マウチェリ指揮 Nonesuch 79273-2
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オペラ《ポーギーとベス》からはちょっと想像しがたい別世界の音楽だ。フォーマットにしっかり乗ったメインストリームな作品! (2004.9.20執筆)

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