神奈川県立図書館の「利便性」については、次のブログ記事も参考になりそうです。
神奈川県立図書館2館の蔵書は現状でも様々なルートで利用できる (Copy & Copyright Diary)
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20121115/p1
2012年11月23日金曜日
2012年11月16日金曜日
図書館の利便性についての疑問
神奈川県立図書館の貸出・閲覧をやめるという話が神奈川県から出ているというのは、由々しき事態という気がいたします。教育委員会が積極的に県民の教育環境を悪化させることを提案するというのは、ちょっと考えられない感じがいたしますが、本当なのでしょうか。仮に本当だとして、それに対して強い反対が県民から出ないということであれば、それはこの県だけでなく、日本全体で図書館に対する意識が低いということの象徴なのかもしれません。自治体の財政を問題にするにしても、社会教育に関していえば、ここは最後の砦ではないかとも思ったりします。
少なくとも私が留学していたアメリカで、図書館を使えなくするなんていうことになると、大変な反対運動が起きるような気がします。図書館を使ったプロジェクト(まあ、宿題と言ってもいいですが)は、小学校の頃からやっていますし、アメリカは本が高いということもあり、かなりの人が図書館を使っています。
横浜には市立図書館もありますが、県立図書館の場合は単に「貸本」をするというだけでなく、アカデミズム(例えば大学)に属していない人々にとって「研究調査」の拠点でもあり得ます。ここが県立図書館の大きな特徴でしょう。
実は私自身、大学に属していない時期が10年ほどありまして、その時、富山の西洋音楽史の研究を行ったのですが、富山県立図書館の蔵書を自由に使えなかったら、何もできなかったと思います。市立はやはり「貸本」のイメージが強く、あるいは神奈川県の方々の大半が考えている図書館のイメージも、レンタル本屋さんのイメージしかないのかもしれませんが(とは思いたくないですが)、そこはちょっと考えていただけないかと思うのであります。
ということで、まさに知事の口から神奈川県立図書館の貸出・閲覧をやめるという話が出ており、ちょっとびっくりしています。
たとえば横浜市立図書館において県立図書館の蔵書を借り出せるというのは、今でもやっていることです。ですから「利便性」に関しては、現状でもそんなに悪いとは思いません。つまり神奈川県立図書館という直接の貸出拠点が一つなくなるということで、それは確実にマイナスになると考えます。
音楽の面から心配なのは、視聴覚資料、つまりLPレコード、CD、ビデオの扱いです。県立図書館では視聴覚資料の貸出を行っており、クラシックや日本の伝統音楽など、かなりのものが揃っており、これは広く県外にも自慢できる内容です。一方、横浜市立図書館は、視聴覚資料は館内使用で、貸出は行っておりません。
視聴覚資料を貸し出して家で聴けるメリットは大きいです。県立図書館の視聴覚資料室には視聴用のブースもありますが、長時間の作品を聴くのは非常に大変です。実は県立図書館の視聴覚資料のコレクションの目玉には、ワーグナーのコレクションがあります。ワーグナーの楽劇というのは3時間・4時間が当たり前の作品が多く、こういった長時間の作品は、忙しい人にとっては、やはり家でじっくり、あいた時間に聴けるのはありがたく、聴く度に図書館に行くというのは、「利便性」の上では大きなマイナスになります。視聴覚資料3週間6点というのは、かなりありがたいですね。ちなみに富山市立図書館は視聴覚資料を貸し出してはいますが、2週間3点までです。
視聴覚資料についても、おそらく「閲覧廃止」ということですので、それが実現すると、県立図書館にある視聴覚資料は、例えば横浜市立図書館図書館のブースで聴くということになるのでしょう。たしかにブースは身近になるかもしれませんが、不便であるには違いないです。横浜市立図書館の、視聴覚資料の貸出をしないポリシーは、今のところ変わらないでしょうから、横浜市民は、県立図書館の本は借りられても、レコード、CD、ビデオは借りられないということになりそうです。ということになると、やはり「利便性」は格段に悪くなりそうです。
さて、県立図書館の資料というと、調査対象によっては書庫ばかりを頼ることになります。そういった書庫の資料にしても、現地のカウンターで次々に出してもらわないと、例えば神奈川の地元の文化や音楽に関するリサーチはものすごく困難になりそうです。そういった貴重資料、郷土史系の資料を、例えば横浜市立から借りることができたとしても、ものすごく手間がかかりますし、その場で見比べて何か他のを請求というのも、とても難しくなります。やはり「利便性」は落ちそうです。
以上、こと「利便性」ということを軸に県立図書館の貸出・閲覧中止を考えますと、私にとっては、あまり良いことが思い浮かばないのが本当のところです。
少なくとも私が留学していたアメリカで、図書館を使えなくするなんていうことになると、大変な反対運動が起きるような気がします。図書館を使ったプロジェクト(まあ、宿題と言ってもいいですが)は、小学校の頃からやっていますし、アメリカは本が高いということもあり、かなりの人が図書館を使っています。
横浜には市立図書館もありますが、県立図書館の場合は単に「貸本」をするというだけでなく、アカデミズム(例えば大学)に属していない人々にとって「研究調査」の拠点でもあり得ます。ここが県立図書館の大きな特徴でしょう。
実は私自身、大学に属していない時期が10年ほどありまして、その時、富山の西洋音楽史の研究を行ったのですが、富山県立図書館の蔵書を自由に使えなかったら、何もできなかったと思います。市立はやはり「貸本」のイメージが強く、あるいは神奈川県の方々の大半が考えている図書館のイメージも、レンタル本屋さんのイメージしかないのかもしれませんが(とは思いたくないですが)、そこはちょっと考えていただけないかと思うのであります。
県立図書館サービス廃止で知事「県内全体の利便性高まる」と強調
神奈川カナロコ 2012年11月15日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211140016/
県立図書館2館の閲覧・貸し出しサービスの廃止を県教育委員会が打ち出したことについて、黒岩祐治知事は14日の会見で「市町村立図書館で(県立図書館の蔵書の)閲覧と貸し出しができれば、県内全体の利便性が高まる」と強調、市町村側の合意が得られれば、県民が直接利用する機能を廃止する意向を示した。 知事は県教委の方針を支持した上で、「県立図書館の閲覧、貸し出しはすごく少ない。そのためだけに人をたくさん配置している」と指摘。川崎図書館(川崎市川崎区)は移転の必要性があるとし、県立図書館(横浜市西区)の存廃は「相談しながら検討していく」と述べた。
ということで、まさに知事の口から神奈川県立図書館の貸出・閲覧をやめるという話が出ており、ちょっとびっくりしています。
たとえば横浜市立図書館において県立図書館の蔵書を借り出せるというのは、今でもやっていることです。ですから「利便性」に関しては、現状でもそんなに悪いとは思いません。つまり神奈川県立図書館という直接の貸出拠点が一つなくなるということで、それは確実にマイナスになると考えます。
音楽の面から心配なのは、視聴覚資料、つまりLPレコード、CD、ビデオの扱いです。県立図書館では視聴覚資料の貸出を行っており、クラシックや日本の伝統音楽など、かなりのものが揃っており、これは広く県外にも自慢できる内容です。一方、横浜市立図書館は、視聴覚資料は館内使用で、貸出は行っておりません。
視聴覚資料を貸し出して家で聴けるメリットは大きいです。県立図書館の視聴覚資料室には視聴用のブースもありますが、長時間の作品を聴くのは非常に大変です。実は県立図書館の視聴覚資料のコレクションの目玉には、ワーグナーのコレクションがあります。ワーグナーの楽劇というのは3時間・4時間が当たり前の作品が多く、こういった長時間の作品は、忙しい人にとっては、やはり家でじっくり、あいた時間に聴けるのはありがたく、聴く度に図書館に行くというのは、「利便性」の上では大きなマイナスになります。視聴覚資料3週間6点というのは、かなりありがたいですね。ちなみに富山市立図書館は視聴覚資料を貸し出してはいますが、2週間3点までです。
視聴覚資料についても、おそらく「閲覧廃止」ということですので、それが実現すると、県立図書館にある視聴覚資料は、例えば横浜市立図書館図書館のブースで聴くということになるのでしょう。たしかにブースは身近になるかもしれませんが、不便であるには違いないです。横浜市立図書館の、視聴覚資料の貸出をしないポリシーは、今のところ変わらないでしょうから、横浜市民は、県立図書館の本は借りられても、レコード、CD、ビデオは借りられないということになりそうです。ということになると、やはり「利便性」は格段に悪くなりそうです。
さて、県立図書館の資料というと、調査対象によっては書庫ばかりを頼ることになります。そういった書庫の資料にしても、現地のカウンターで次々に出してもらわないと、例えば神奈川の地元の文化や音楽に関するリサーチはものすごく困難になりそうです。そういった貴重資料、郷土史系の資料を、例えば横浜市立から借りることができたとしても、ものすごく手間がかかりますし、その場で見比べて何か他のを請求というのも、とても難しくなります。やはり「利便性」は落ちそうです。
以上、こと「利便性」ということを軸に県立図書館の貸出・閲覧中止を考えますと、私にとっては、あまり良いことが思い浮かばないのが本当のところです。
2012年11月12日月曜日
2012年11月10日土曜日
図書館大公開(神奈川県立図書館)
神奈川県立図書館で、県民公開講座「図書館大公開」というのを行うそうです。何だか面白そう。募集締切は11月27日だそうです。以下、紹介文から。
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/disclose-5.html
県立図書館は市町村の図書館と何が違うの?何があって何をしているの?県立図書館の全館を司書職員の案内でめぐり歩きながら、普段は入れない書庫内のお宝資料などもごらんいただく人気講座。「県立図書館に行くのは初めて」という方、「行ったことはあるけれど、よく説明してほしい」、「あの奥はどうなっているんだろう?」という方に特におすすめです。
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/disclose-5.html
県立図書館で借りてきた音源
きのう神奈川県立図書館の視聴覚資料室へ行ったら、展示コーナーでヘンツェが取り上げられていた。前回は県立音楽堂公演にかけて、声明だった。LPレコードも置いてあり「貸出できます」とのこと。公立図書館でこういう展示をするのは「見識あるなあ」と思う。平日ということで、定年後の楽しみ(?)に来られている男性の方が多かった。カウンターの対応も大変そうだった。
ところで今回借りてきたのは、日本伝統音楽のLPや民謡のCD。この図書館の日本伝統音楽のLPコレクションはなかなか充実していて、大学図書館にも置いてない貴重なものもある。LP4枚のコレクション『神々の音楽』は神道系の古典芸能の音楽を集めたもの。民俗芸能や雅楽を中心とした音楽のコレクションのようだ。フェリスはキリスト教系の大学だけれども、他宗教の本ももちろん置いてあるし、声明 (仏教音楽) のLPはなかなか学術的なものが置いてある。『声明大系』(緑園) とか『長谷論議』とか『東大寺二月堂修二会』(山手) とか。でもこの神道系音楽を集めたLPセットはないんだな。以前オークションに出品されていたのだけれど、入札価格が1万円以上まで行ってしまって、私は落札できなかった。
左側にちらっと写っているのは『日本の伝統音楽』という、教育用レコード。小学・中学向けらしい。3枚組LPなのだけれども、バーコードは1枚ずつついているため、バラで借りることになる。3枚目はA面が民謡、B面はナレーション入りで日本音楽を解説するもの。民謡は抜粋のものが多いのがちょっと残念ではあるけれど、とりあえずのサンプリングにはなりそうだ。いまでは他にも民謡は音源があるので、そちらも参考にしたい。
ただ民謡というにも、地元の「正調」なのか、民謡歌手のものなのか、私の知識では分からないところもある。まずはいろいろ音源を聴いて、好みを作り上げて、さらにそこから興味を持って、調べるところまで行ってみたいところだ。
日本音楽の解説は、例えば拍節のあるものとないものという分け方で始まっている。「和音」というトラックもあるのだけれど、まあ雅楽の笙しかないですよね。あれも西洋的な和音とは違っていて、やや説明が難しそうだったけれど。ヘテロフォニーも用語を回避しながら説明してあって、その説明そのものは、なかなか良かったと思う。
CDは4枚組の『日本民謡事典』を借りてきた。フェリスの図書館にも、まとまった民謡のコレクションが欲しいところ。『日本民謡大観』の希望を出しているが、すでに入手困難のようだ。
ところで上記のLPボックス『神々の音楽』に関する蔵書データには、ちょっと問題があって、例えば監修者が「芳川英史」という表示になっていること。これはおそらく「吉川英史」の間違いではないだろうか。また、収録作品として
内容:交声曲「般若心経」(高田好胤:読経, 黛敏郎:作曲), 講話(高田好胤:講話), 「観音経」(高田好胤:読経)
が挙がっているのだけれども、黛作品は入ってなかったように思う。
2012年11月8日木曜日
アマゾンで洋書を買ってみると…。
今日 Cambridge University Press の本を買ったら、最後のページに Produced by Amazon, Printed in Japanと書いてあった。しかも落丁・乱丁本は Amazon.co.jpのカスタマーサービスにと書いてあり、びっくり。どうやら洋書を中心にオンデマンドやってるんだね。へええ。
Amazon.co.jpもプリント・オン・デマンド開始、洋書60万冊以上から (ITmedia eBook USER)
Amazon.co.jpもプリント・オン・デマンド開始、洋書60万冊以上から (ITmedia eBook USER)
2012年11月2日金曜日
学校のピアノ、大丈夫なんでしょうか?
ある意味衝撃的だったので、リンクのご紹介をば。
ひたちなかの二つの小学校でアウトリーチコンサートとワークショップ(仲道郁代さんのDiaryより)
http://www.ikuyo-nakamichi.com/diary1210.html
ひたちなかの二つの小学校でアウトリーチコンサートとワークショップ(仲道郁代さんのDiaryより)
http://www.ikuyo-nakamichi.com/diary1210.html
この学校だけが特別ということではなく、実はこれまで伺った公立の小学校の音楽室のピアノたち!ほぼ100パーセント、このような状態ということで写真をアップしました。ピアノ内部に積もった埃からカビから、多分ここには相当数のダニや、バイ菌がいることでしょう。納入されてから、調律はされても、中の掃除がされていないのだと思います。掃除はそんな大変なことではなく、掃除機で埃を吸っていればいいこと。もちろん、調律さんにしていただかなくてはなりませんが。これらピアノの問題は、ピアノがかわいそうなのはもちろんですが、鍵盤を上下動させるたび、また、ペダルを踏んだりして内部が振動するたびに、大量の埃、カビ、ダニが放出されるということ。その近くで子供達は大きなお口を開けて、歌を歌ったりすること。毎回、学校へうかがうたび、東京から同行くださる調律さんが決死の?覚悟で大掃除しています。でも、私がいかない学校達は?どうなっているのか、かなり心配です。喘息や、アレルギーのお子さんたちには、特にとても大きな問題ですし、そうでなくても!!年に一度でなくても二年に一度でも、お掃除すればこんな風にはならないはずですので、これをお読みのもし、学校関係者の方いらっしゃったら、ちょっと学校のピアノチェックしてもらってくださいませ。こんなになっていなかったら、ラッキーですがおおかれすくなかれ、こんな風なことになっていると思います。詳細は、リンクの10月23日の箇所をご覧いただきたく。学校のピアノの調律というのは、なかなかお金がない中で大変だとは思いますが、子どもたちの健康のためにも、手入れが必要ということなのでしょうか。
2012年9月4日火曜日
米国空軍軍楽隊の演奏が聴ける!
こちらでアーノルド・ゲーブリエル指揮米国空軍軍楽隊の演奏がまとめて聴けますよー。有名なクロード・スミスの《フェスティヴァル・ヴァリエーション》も含まれています。
Novos Radio/TV: Arnold D. Gabriel
Novos Radio/TV: Arnold D. Gabriel
2012年7月30日月曜日
オーケストラ・アンサンブル金沢 第325回定期公演(横浜公演)
2012年7月28日 横浜みなとみらいホール(神奈川県横浜市)
クルト・ヴァイル:交響曲第2番
フランシス・プーランク:2台のピアノのための協奏曲
モーリス・ラヴェル:《マ・メール・ロワ》(バレエ版)
ピアノ:ギョーム・ヴァンサン、田島睦子
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル-金沢 (OEK)
指揮:マルク・ミンコフスキ
昨日は久々にアンサンブル金沢を堪能。このオーケストラの定期を聴きに金沢へ行っていた日々が懐かしく感じられた。
ミンコフスキは、オーケストラをバランス良くスマートに整え、僕の好きなタイプの、洗練された室内オケの響きになっていた。前半はクルト・ヴァイルの交響曲、プーランクの2台ピアノの協奏曲など、新古典をベースにした作品で、いかにもバロック系も得意という感じがしていた。プーランクでは、ピアノとピチカート、ピアノと管楽器の混ざり具合が絶妙で、こういった細かなオーケストレーションの妙技は確固としたアンサンブルがなければ達成できないものなのだろう。
後半は《マ・メール・ロワ》のバレエ版ということで、これまた透徹した響きのラヴェルだった。ホルンのエコー効果の部分に、なんともたゆたうような拍節感があり、面白かった。そして終曲における、薄く積み重なってくる音の充実感、全身に感動の衝撃が伝わってくるような大団円に、気持ちよい流れを感じた。
ミンコフスキとOEK、またどこかで聴いてみたいな。
クルト・ヴァイル:交響曲第2番
フランシス・プーランク:2台のピアノのための協奏曲
モーリス・ラヴェル:《マ・メール・ロワ》(バレエ版)
ピアノ:ギョーム・ヴァンサン、田島睦子
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル-金沢 (OEK)
指揮:マルク・ミンコフスキ
昨日は久々にアンサンブル金沢を堪能。このオーケストラの定期を聴きに金沢へ行っていた日々が懐かしく感じられた。
ミンコフスキは、オーケストラをバランス良くスマートに整え、僕の好きなタイプの、洗練された室内オケの響きになっていた。前半はクルト・ヴァイルの交響曲、プーランクの2台ピアノの協奏曲など、新古典をベースにした作品で、いかにもバロック系も得意という感じがしていた。プーランクでは、ピアノとピチカート、ピアノと管楽器の混ざり具合が絶妙で、こういった細かなオーケストレーションの妙技は確固としたアンサンブルがなければ達成できないものなのだろう。
後半は《マ・メール・ロワ》のバレエ版ということで、これまた透徹した響きのラヴェルだった。ホルンのエコー効果の部分に、なんともたゆたうような拍節感があり、面白かった。そして終曲における、薄く積み重なってくる音の充実感、全身に感動の衝撃が伝わってくるような大団円に、気持ちよい流れを感じた。
ミンコフスキとOEK、またどこかで聴いてみたいな。
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