2009年5月1日金曜日
海外盤原稿を送付。疲れたー。明日からはラ・フォル・ジュルネである。基本的に「ほくりく音楽アラカルト」の取材という感覚で行くつもり。
なんだか近頃、NHKニュースは豚インフルエンザの報道ばかりしている。前々から警鐘を鳴らしておくことは大切だけれど、それにしても、もっとほかに伝えるべきニュースがあるのではないか? 舛添氏なんかがやたら張り切って記者会見している様子が毎日のように伝えられているようだ。そういえば、幼稚園の子どもが「怖い」という一言を発していた。いまの政府は、そういう反応を期待していて、これ幸いに「政府がついてますよ」という点数稼ぎをしているんじゃないかと勘ぐりたくなる。
・現役アニメーターによるアニメの現状
http://www6.ocn.ne.jp/~pancake/ani01.html
「搾取」構造は、こんなところにも。深刻な現状ですねえ。安いことは知っていましたが。
2009年5月8日金曜日
2〜4日は、ラ・フォル・ジュルネ金沢へ。最終記者会見にもお邪魔しましたぜー。5〜6日は、朝日町境の護国寺へ。シャクナゲも良かったが、牡丹の花が大きいといったら…。
参考ブログ→http://blog.goo.ne.jp/yuji050530/e/ba798c4f822a898197da0d9d5b3b7b22
そして、宇奈月ニューオータニホテルへ。
http://www.newotani-resort.co.jp/unazuki/
ネットで一泊13,000円のプランを見付けた。いいお湯だった。お食事はまあまあ。お造りがイマイチかな。量が多くて、死にそうになった。疲れがたまっていたので、食ったあとはすぐ寝てしまった。祖母によると、寝てしばらくは、いびきをかいていたらしい。
最近聴いたもの
・Ron Goodwin, Battle of Britain, OST.
もともとはウォルトンがやるハズだったんだっけ? イギリス版DVDには別トラックで入ってるらしいが、大方はグッドウィンの良さが再認識されるという方向のようだ。
・Ron Goodwin, 633 Squadron, OST.
最近発刊されたMervyn Cookeの本によると、このテーマ音楽がかなり模倣されたって書いてあったと思うんだけど、そうかなあ? イギリス映画はそうなのかな? ハリウッドの戦争映画じゃあ、聴いたことないような気がする。
・James Horner, Glory, OST.
いわゆる玉砕系の映画だけれど、テーマ音楽はいいねえ (『芸能人格付けチェック』でも使われているし) 。ただ、クライマックスの音楽は、あまりにもオルフの《カルミナ・ブラーナ》なんだなあ。オフィシャルのサントラも持ってるけれど、なんでピッチが低く収録されているのだろうか?
・Hans Zimmer, Crimson Tide, OST.
かっこいいっすねー、これ。しびれました。韓国のテレビ・ドラマ『白夜』のスコアは、これをパクってたのねー。
・Dominic Frontiere, Chisum (soundtrack privately ripped from the DVD)
テーマ音楽の部分だけで、かなり長い。ナレーションも入ってて、なかなか凝ったオープニング。YouTubeで映画全部が観られる。ジョン・ウェインも晩年に入り、プロットも、すっかり枯れた西部劇という感じもするけれど、そんなに退屈っていうほどでもない。オケの編成的には、いかにも70年代で、時々エレキ・ベースが入って来たりするけれど、基本的にはアメリカのウェスタン系、つまりマカロニじゃないってこと。
・Francesco De Masi, Sette Winchester Per Un Massacro.
・Francesco De Masi, Arizona Colt, OST.
やっぱマカロニ系はかっこいいですねー。
・Dominic Frontiere, Hang 'Em High, OST.
エレキにハーモニカは、モリコーネから持ち込まれたもの。ジョン・フォードのノスタルジックなアメリカーナとは全く別の路線。いいですね、これ。
・John Williams, The Cowboys.
シンセの音が妙に浮いてる感じがする。当時はスタイリッシュだったのかな? オケの序曲ばかり聴いてきたから違和感を感じてる?
・The Best of West, Ryko RCS 10721
MGMのウェスタン・スコア。上に言及したFrontiereのHang 'Em Highだけがマカロニ逆輸入で、ちょっと浮いた感じ。その他は、コープランドとジェローム・モロス、ティオムキンから派生してる?
・Perfect Series オスカー・ピーターソン (LP2枚組)
オムバニスらしく、録音もさまざま。
・Take the "A" Train. The Third.
・The First By Sleepy. Hidehiko Matsumoto Quartet.
The Thirdっていうけど、日本人ミュージシャンなんですね。なかなか面白いのでは? 後者は、St. Thomasがソニー・ロリンズのオリジナルを踏襲してて面白かったんだけど、後者は無理にブルーベックの裏をかこうとしているようでいて、苦しそうな感じがした。Tuesday Sambaみたいなオリジナルがいいな。でも、リズム感はピーターソンと違いますね。英語と日本語で、しゃべる時の筋肉の使い方が違うっていうのと似た感じで、ピーターソンの方が彫りが深いというか。日本人ミュージシャンの方が浅めというか。どちらがいい悪いじゃないんだけど。
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