原稿に従事。2冊目は、久々に読んでみると、かなり余計な情報が入っているように思えたので、あちこち削ろうと思った。
ココナッツ・アイランドで、いちごのパフェを食べて、ファボーレで映画を観た。
やっぱおいしねえ、このパフェ。一気に食べてしまう。岐阜と愛知からイチゴを仕入れているんだね。
・映画『レッドクリフ2』
観終わった後、何も残らないし、もう一度観たいかと言われると疑問だけれど、一夜のエンタテーメントとしては、それなりに面白いのかも。大量のエキストラと火、火薬、弓矢。プロット的に印象的な部分は少なく、ただただ壮絶な戦闘シーンが続く。まあパート1がああいう風に終わったから、2は、ほとんど戦闘シーンだと思っていたから、アンバランスさは、それほど気にならないのだけれど。
内容に合わせて音楽もやたらど太鼓がうるさく、「ここ、観る所ね」って教えてくれているような気がする。太鼓と爆発音の映画かな、こりゃ (+オマケの民族音楽) 。
映画に余計な一言というのは、以前にも体験したことがある。僕にとっては『カリオストロの城』で、銭形刑事がクラリスに向かって言ったセリフっていうのが、余計な一言なんだなあ (いや、あれがイイって人の方が多いですが) 。この映画も、散々やって、取って付けたようにヒューマニスティックな一言。うーん。入れないからこそ生きてくるってこともあるんだけどなあ。映画の意味を間違えないでほしいってことなのかもしれないけど、それは観ただけで充分だろうし、必然性がないような気がする (伝わらない人は何を言おうと伝わらないので。まあ、そういう点で『カリオストロ』の方は必然性があるように思えるから、複雑なんだよなあ) 。
届いたもの
・McCarty, Clifford. Film Composers in America: A Filmography 1911-1970. 2nd ed. Oxford University Press, 2000.
・Goldsmith, Jerry. One Little Indian. OST. Intrada.
・Goldsmith, Jerry. Twilight Zone: The Movie. OST. FSM.
・Virtuoso Kontrabasskonzerte. Gary Karr, double bass; Radio-Symphonie-Orchester Berlin; Uros Lajovic, conductor. Koch Schuwann CD 361 332 H1.
・Hageman, Richard, et al. Stagecoach. OST. The Soundtrack Factory SFCD33564.
テーマ音楽は、いろんなアレンジで何度録音されているか分からないけれど、『駅馬車』のOSTというのは、意外にも、見たことがない。むかし、映画の音声のすべてを収録し、台本をつけてリリースした日本のLPレコードはあったが、このCDの場合も、映画の音声を編集しただけのサントラである。つまり、スタジオのアーカイブで効果音をミックスする前のテープを見付けたという訳ではないのである (年代的には、みつかってもテープじゃなくて、ディスクだろうけれど) 。
まあ、とりあえずどんな音楽が流れていたかを参考にする意味くらいはあるんじゃないかとは思う。ジャケットには "Music composed by Richard Hageman" となってるけれど、実際は4人チームで作ったので (封切りまで時間がなかったそうで) 、この表示は正確でない。ただ、BFIの本によると、映画でクレジットされている Louis Gruenbergの音楽は使われてないらしい。
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