2009年4月15日水曜日

卒論を書く学生さんからの問い合わせ、きょう観たもの

大学で卒論を書いている人から、アラン・メンケンについての質問が来た。まだ答えてないが、心の声を書いてみよう。

(1) なぜアラン・メンケンさんが好きなのか。引き付けられる要素は何だと思うか。

うーん、この質問から答えが得られたとしても、論文に書く訳にはいかないのではないだろうか?

(2) ディズニーの音楽のディズニーらしさとは何だと思うか。

うーん、それが分かれば苦労しないんだけどなー。それに、どの時代を取るかによって、ディズニー映画の音楽って、かなり多種多様なんですよねー。同時代でも、例えば《アラジン》と《ライオン・キング》じゃ、かなり違うしなあ。

(3) 自分が知っているアラン・メンケンさんの情報。これ読んだら良いよ!!みたいな本などの資料(ディズニー音楽に関わるもの・メンケンさん物大歓迎です!!)

それを調べるのが学生さんの仕事ではないのかなー?

観たもの

・映画『華氏451』

リビングルームにある、映画制作時には巨大と思われるスクリーンが、現在の液晶テレビみたいで、逆にリアルに感じられた。「1台しか持っていないのか?」も、こと日本のテレビ事情だと、フツーにあり得る光景にように思えてしまう。アメリカだと大体リビングに1台あるだけのが普通だから。日本ほど、バックグラウンドのようにして付けっぱなしにして観ている国は、そうそうないんじゃないだろうか。

そして、多少陰謀論は入っているとはいえ、マス・メディアが行なう情報操作の怖さ、本が与えられずテレビに頼りすぎると、ある評論家がかつて述べたような「一億総白痴化」が進むんではないかという問題提起も、不思議に他人事のように思えないんだなあ。

文字による記録や伝承が禁じられたなら、それは必然的に口承となっていくっていうのも、推論としては考えられなくもないなあ。

いろいろ考えさせられました。実は原作のペーパーバックが、どこかにあったハズなのに読んでないという、このふがいなさ。

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