2005年11月25日金曜日

"Outside It's America:

Composers John Corigliano and Steve Reich Trace the Nation's Musical Landscape," Classical Pulse! 18 (October/November 1996): 10-13, and 34.

アメリカのタワーレコードが発行していたフリーペーパー。タラハシー時代にわざわざ送ってもらっていたようで、この記事だけを破って保存していた。今考えても、何とも奇妙な組み合わせの対談だと思う。一方は「アカデミズム派継承」でもう一方はそれとは全く違う流れ、のように見える…。

でも二人とも大学時代には「無調で書くことがクラシック作曲家の道」と考えられていて、そのことに強い疑問を持っていたという点で意気投合していた。またアメリカがヨーロッパの追従ばかりしていることへの不満なども述べられている。

他には…

「レナード・バーンスタインはジョージ・ガーシュインだけでなくポール・マッカートニーやジョン・レノンのように書けるように右腕を貸したんだと思う。だってマッカートニーとレノンは--彼らのジャンルでは--完全な頂点だったから。《イエスタデイ》なんてのは不滅の旋律だ。僕にはそんな才能なんかないし、バーンスタインもそんな才能など持ってなかったと思う。」(スティーヴ・ライヒ)(p. 13 and 34)

ありふれたコメントかもしれないけど…。

別の資料を見ると、コリリアーノの師匠がオットー・ルーニング、ポール・クレストン、ヴィンセント・ジャンニーニだったとは…。コロンビア大学恐るべし。でも彼のインタビューでルーニング以外の人の話は出てこないなあ (^_^;

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