2005年5月6日金曜日

滑川(なめりかわ)~魚津方面

久しぶりに音楽以外のネタ。

5月4日~5日は金太郎温泉に行ってきた。実家から1時間もしないうちについてしまうので、とても快適。後でいろいろ聞いた感じだと、数年前に新しい大浴場ができて、入浴だけの一般客も多いらしい。

大型連休中、旅館はどこも料金が割高で予約もほぼいっぱい。しかしなぜか金太郎温泉のホームページを見ると、一人1万円ちょっとの格安プラン、期間限定、一日の組数も限定というのに、まだ5月4日の分は残っていた。他の通常の格安プラン(特に制限はなさそう)はすべて満室なのに。

私がいった格安プランは夕食・朝食ともに大きな部屋で食べ、泊まる部屋に料理が運ばれてこないというもの。でもそれくらいどうってことないので、安いのはうれしい。料理が特別安く作ってあるという感じもなかった。

大きな旅館で、団体旅行でも使われているので有名な旅館。正直お部屋の方は慰安旅行向けといった趣だったが、やはりお風呂は楽しかった。夕食前などは一般の入浴客もかなり来ていたそうで、大変な混雑ぶりだったらしい。私はその時宿泊客のみ使用できる別の大浴場の方へ行ったので、かなり空いていた。それにしても硫黄の匂いが強かった。大昔に来た時はこんなはずじゃなかったのに、と思ったら、最近新しく違う温泉が出てきたという噂を聞いた。

話題の風呂の方は8時半頃?に視察。昔金太郎温泉というと、だだっぴろい風呂から大きな岩の数々を眺めて楽しむという感じだったけれど(むかし泳いだ記憶がある)、現在は浴槽そのものはちょっと小さくなり、その変わりジャグジーや打たせ湯や浴槽を歩く場所とか露天風呂とか、いろいろな風呂が楽しめるようになった。特に露天風呂は快適。周りの景色はお世辞にも素晴らしいとは言えないが、それでも楽しめた。

2階にはリラックス・ルームもあって、寝そべるように座れる椅子の耳元のスピーカーからは好みのテレビ音声をスイッチで選べるようになってきた。ちょうどプロ野球の問題をNHKでやっていたのでしばらく観ていた。プロ野球も地域密着型にしないといけないなあ。巨人中心じゃ面白くないしなあ。

売店にはおわらのビデオがあったので購入。駅の売店などではみかけないローカルなものだった。

金太郎温泉に行く前、ほたるいかミュージアムにも寄ってきた。様々な展示の他に、映画(正式には「イリュージョンシアター」)とホタルイカ発光ショー(「ライブシアター」)がある。映画の方はホタルイカの光がフィルムでは出にくいということなのか、電球を映像をシンクロさせる仕組みが面白かった。ただ内容的には他愛のないもので、電球を使ったアトラクションがなければ退屈していただろう(たくさん詰めかけていた子供たちは楽しめたのだろうか?)。

一方ホタルイカの発光ショー(「ライブシアター」)というのは面白かった。部屋を真っ暗にしてホタルイカの発光を実際に見るというもの。ほたるいかミュージアムの前、昼飯を食べた海老源の水槽にもホタルイカが放たれていて、網で優しく触ると発光する様子が見られますということだったが、ホタルイカたちはぐったりしていて、光ってくれなかった。海老源はホタルイカの造りが美味しかったということで満足。この時期、滑川に来たらホタルイカを食べないとね。あら~我ながら残酷。

この日はきっと、魚津では蜃気楼が見えたのかもしれない。残念ながら私は行かなかったけれど。富山県にいても、蜃気楼というのはなかなか見られないものだ。

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