2025年11月22日土曜日

合唱曲集〜モンテヴェルディ、印象主義、後期ロマン派 (シェーンハウゼン合唱団、ニーダーライン室内合唱団)

Chormusik: Monteverdi, Impressionismus, Spätromantik. Aulos FSM 43 525 AU (レコード)


Discogs (私が購入したレコードの左側のレーベルのロゴ部分には、おそらくFSMが見えないようにしたと思われる、黒いシールが貼ってあります)

Side 1
1. モンテヴェルディ:優しく愛しい口付けよ
2. 同:私を死なせて
3. 同:愛する女の墓に流す恋人の涙 
ヘルムート・カールへーファー指揮シェーンハウゼン合唱団

Side 2
1. ラヴェル:神よ!あの人を見目麗しく創造し給うたお方よ
2. 同:ニコレット
3. ジャック・シャイエ:楽園の木
4. エルネスト・ペッピング:私にとって一年で最上の時期は
5. コダーイ:セーケイの悲しみ
6. 同:夕べ
ハンス・ヨーゼフ・ロート指揮ニーダーライン室内合唱団

これはおそらく、大学学部時代に上京した際、石丸電気で購入したレコードです。購入時期がある程度はっきりしているのは、モンテヴェルディのマドリガル《私を死なせて》が収録されているからこれを購入したというのが分かるからです(合唱団や他の曲については全く知識がなかったのでした…)。

モンテヴェルディの《私を死なせて》は大学に入るまで全く知らなかったのですが、曲に出会ったのは、私が大学学部時代に所属していた新大室内合唱団 カンマーコールで歌ったのがきっかけです。そして「カンマー」の指揮者で私の声楽の師匠であった箕輪久夫先生が持ってこられた曲、という訳です。購入当時は、もっぱら《私を…》しか聴いていなかったと思いますが、デジタル化を期に、ほかの曲も聴いてみて、モンテヴェルディもさることながら、B面の近代曲にも面白さを感じることになりました。作風も多様で、軽妙な曲が揃っています。ラヴェルの《ニコレット》なんて響きが楽しいですね。

演奏者の情報については、以下、ライナーに記された情報を自動翻訳を使って日本語訳してみたものになります。

1957年にクレーフェルトで設立されたェーンハウゼン合唱団は、60人の男女、そのほとんどが音楽教師、学生、教育者で構成されています。国内外での大規模なコンサートツアーや、数多くのラジオ録音を通じて、この合唱団は名声を確立しています。西ドイツを代表する室内合唱団のひとつです。15 世紀から現代までの宗教音楽および世俗音楽のア・カペラ楽曲、そしてヘンデル、バッハ、ハイドン、ブラームス、フォーレのオラトリオもレパートリーに含まれています。

ニーダーライン室内合唱団は、1960年に、ハンス・ヨーゼフ・ロト指揮のもと、デュルケン市立成人教育センターの共同作業グループとして設立されました。この合唱団は、特定の分野に特化しているわけではありません。難度の高い古楽および現代合唱曲を取り上げています。その幅広いレパートリーの中から、「構造よりも音楽性に重きを置いた」合唱曲を選曲しています。 

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