参考→Soa Amata Opening Dance of a Fiafia
ヤフオクでポリネシア音楽のレコードを何となく買ってしまったうちの1枚。今年度から「諸民族の音楽」を担当するということになって、図書館に置いてある資料として少ない地域にどうしても目が行ってしまったということかもしれない。しかし、このFestival music from Western Samoaという1枚のA面2曲目のこの曲がめちゃくちゃ気に入ってしまったのだった。突然のバタンという音、叫びなんかも素晴らしい。YouTubeには、このときのリハーサル動画っぽいものも残っていて ((Western) Samoa Excerpt for 1976 South Pacific Arts Festivalhttps://www.youtube.com/watch?v=yoyRa6jZnpQ) 、それまた生々しいのだ。その動画によると、この録音は1976年のSouth Pacific Arts Festivalにおけるステージ・パフォーマンスだったそうで、メンバーは全員教師ということらしい(この教師というのが、このコミュニティの初等・中等教育の教師という意味なのか、あるいは伝統芸能を教える教師ということなのかについては、僕もよく分かっていない)。また、西サモアは、別の島からの移住してきたという一般的な学説?を受け入れず、サモア人はサモアに源流があるという立場を取っていたらしい。特に酋長(マタイ)の権力を尊重しているという。音楽についても、西洋の楽器の影響を配し、木製の太鼓を木のマットでくりみ、それを棍棒で叩く打楽器のみを使うようだ。そのシンプルな伴奏に乗せて、体を叩いたり、手拍子を多用している。その一方で、美しいハーモニーは保っているということのようだ
0 件のコメント:
コメントを投稿