久しぶりにNPRのPerformance Todayを聴いている。タラハシーにいた時は、この番組がライブ音源を流してくれる、貴重で数少ない機会だった。そんなことを考えると、日本は、こんな地方でもNHKのおかげで、毎日どこかの演奏会の収録を放送していることに感想せざるを得ない。と同時に、アメリカの地方の、クラシック音楽受容の貧しさに、改めて驚嘆するばかりだ。
一方で、現在いる場所の方が、いまいったように、とても恵まれているはずなのに、クラシックに没頭しにくいのはなぜだろう。もちろん自分がアカデミアにいないことや、母国語だけの世界で安住して緊張感がないこともあるのだろう。でも、それだけではなく、集中しにくい何かがあるような気がしてならない。あるいは恵まれていて、いろんなものがあふれているため、何か一つのことに集中できないということなのかもしれない。
よくよく考えて、現状を改善したいものだ。
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