2004年8月18日水曜日

デジタル・ミュージック・ボックス (ジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップス)

アマゾン

いわゆる「ムード音楽」に入るのではないかと思われる。レパートリーを集めたCDである。55分35秒の中に17曲が収められている。かなり曲数としては多い方なのだろう。 『Digital Jukebox』… このデジタルという言葉が、いかにもCDの普及期を彷彿とさせて良い。《ピンクパンサー》のテーマ音楽以外は、いずれもアレンジが聞かせどころと言えるだろう。 オーケストラの響きは、やはり初期の頃に比べると柔らかくなったのか、あるいは録音のせいだろうか。

ジョン・ウィリアムズ時代のボストン・ポップスは、アーサー・フィードラー時代よりもレパートリーが広がっているとも言えるし、アレンジも時代によってスタイルが変わってるように思える。ジョン・ウィリアムズにしては珍しいレパートリーなのかもしれない。

これだけたくさんの性格の異なる曲が入っていると、全部通して聞くと言うのは、実は不自然なのかもしれないと思ったりもする。 聴きたい曲だけ手元のリモコンでつまみ食いすると言う聞き方も、案外正しいのかもしれないと思ったりするところである。(2004.8.18記述)

0 件のコメント: