2024年11月8日金曜日
Experimental Musical Instruments (EMI) archive
2024年11月3日日曜日
アメリカのシェーンベルク ~ 創作、交友、教育 (『都響』エッセイ)
『都響』エッセイ集の一つとして「アメリカのシェーンベルク ~ 創作、交友、教育」という文章を書きました。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.tmso.or.jp/j/archives/special_contents/2024/2024essay/column/column07.php
ランダル・トンプソン指揮の《アレルヤ》(メモ)
『ランダル・トンプソン・プログラム A Program of Music by Randall Thompson』から。作曲者指揮ハーヴァード大学・グリークラブ、ラドクリフ・コーラル・ソサイエティ Harvard Glee Club – FH-RT モノラル録音LPレコード
出だしは 40前半〜後半BPMなのだが、盛り上がってくると50BPM台に入る (Lento指示らしいけど、冒頭はLargoじゃないのって思うくらい)。録音のせいなのかもしれないけれど、冒頭とクライマックスとの強弱の差も激しく、再生装置の音量設定もなかなか難しいかもしれない。
2024年11月2日土曜日
レジャレン・ヒラー:ピアノ・ソナタ第4番・第5番
Lejaren Hiller, Sonata No. 4 for Piano (1950); Sonata No. 5 for Piano (1961). Frina Arschanska Boldt (No. 4); Kenwyn Boldt (No. 5). Orion ORS 75176.
レジャレン・ヒラー:ピアノ・ソナタ第4番 (1950)、第5番 (1961)。フリーナ・アルシェンスカ・ボルト、ケンウィン・ボルト(ピアノ)
レジャレン・ヒラーというと、どうしても音楽理論にもとづいたアルゴリズムによってコンピュターに作曲させたという弦楽四重奏のための《イリアック組曲》 (1957) のことを思い浮かべてしまう(曲の方は腑抜けするほどAIの作ったクラシックのような感じというべきか…)。しかし、彼自身が自分の意志で書いた曲 (?) はどんなものなのかな、という疑問を持って、このレコードを入手してみた。ヒラーって、プリンストンで化学を専攻しながら、作曲をミルトン・バビットとロジャー・セッションズに師事していたらしい。そうなると、余計に前衛/無調系なのかな、と思いつつ、でも、サイエンス系・技術系の人は、案外保守的な音楽好みなのでは、という先入観も持ってみたり。
作曲家自身による解説文よると、このレコードが発売された時点で、ヒラーは6曲のピアノ・ソナタを作曲していたらしく、収録されている4番と5番のほかには第1番(1946)、第2番(1947)があるという(3番には言及がない)。他にもピアノのための長大な作品があり、そのうち《12音による変奏曲 Twelve-Tone Variations》は別のレーベルに録音されているとのこと。ちょっと調べてみたら、そのレコードはTurnabout TV-S 34536で、YouTubeでも聴くことができる。
さてピアノ・ソナタ第4番の作風の特徴としてヒラー自身が説明するところによると、「最後のソナタを除く他のソナタのほとんどとは対照的に、ソナタ第4番はややプログラム的で、唯一ユーモラスな作品である」のだそうだ。確かにソナタ第4番の第2楽章にはスイングの感覚が感じられたり、黒人霊歌っぽい部分があったり、民謡っぽい部分があったり。クラシックは基本としつつ、いつの間にか異質なものが混ぜ込まれているという印象を持った。一方の第1楽章はロマンティックな作風だったりもする。
第5番のソナタは New World から別のピアニストによる演奏がCDでリリースされている。第1楽章は、すべての音程関係(短2・長2、短3・長3、完全4…)を含む音列が使われているそうだが (C, As, D, F, G, H, B, F, Es, E, A, Fis)、12音全てではなく、F音が重複し、Cesは欠けているとのこと。ソナタ形式を踏襲しつつ、再現部では(2つではなく)3つの主題が逆の順番で提示されるとのこと。
2024年8月22日木曜日
ヘッドフォンとイヤフォン
久しぶりに、オーディオ・ネタといいますか…この度、ヘッドフォンを新調しました。これまで使っていたのはAudio-Technica のATH-W1000というモデルで、独身時代に買ったものです。オーディオ・マニアの方からすると大した額じゃないって言われそうですが、僕的には結構お高いものでした。今回はそれに比べると、値段は1/3ほどになります。いわゆるモニター・ヘッドフォンというものです。
それで、以前使っていたATH-W1000、いまでも「銘機」と言われているっぽいのですが、僕は買った当初から「コレジャナイ」という感じを抱いていました。音がぼんやりしているといいますか、音源を活かしきっていないような気がして、失敗だったかなあとずっと思っていたのです。それで、もう10年以上も経ちましたし、そろそろ新しいのを買ってもいいかな、という決断にいたりました。
今回の、やはりAudio-Technica のATH-M50x (→アマゾン) ですが、いやあ、これは解像度からして全然鮮明で、同じテクニカでもここまで音のコンセプトが違うんだなあと驚かされました。ぞくぞくしますね…。低音もしっかりと聴けます。しばらくこのヘッドフォンは愛用しそうです。ソニーのMDR-CD900STと最後まで迷いましたが、後悔はありません。本来は「音作り」のための製品なのでしょうが、リスニングにもこれで充分なのでは、と思います。オーディオ・ファンの方、ごめんなさい(なにせ僕はレコード・プレイヤーもダイレクト・ドライブで良いという人なので…)。
イヤフォンですが、これは3月に中古で買ったもので、Bluetooth・ノイズキャンセリングイヤフォンです。Apple使いとしてはAirPodsと言われそうですが、音以前に、あの形状の物って、絶対どこかで落としたりなくしたりするんですよね、僕の場合。なので、ちょっと古いモデルですが、ネックバンドのついているのにしました。ノイキャン・イヤフォンは、これ以前にもSonyのを体験はしていたのですが、購入当時はノイキャン・イヤホンは初めてだったので、渋谷のヤマダ電機で店員に勧められるがままに購入したスポーツ・タイプのものでした。それで、まあ、音はそれなりでしたが、ノイキャンはイマイチかな〜と思っていた次第。で、いろいろアマゾンのコメントを読みながら、このWI-1000X(→アマゾン)を買いました。音的にはATH-W1000よりも良いとさえ思います。ATH-M50xにはかないませんが…。そしてノイキャンもずっと質が良いですね。
このノイキャンを体験するようになり驚くのは、電車の音っていうのがいかにうるさいか、ということです。相鉄いずみの線の場合、二俣川からトンネルが続くのですが、このトンネル内でイヤホンを外すと、うるさいのなんの…。こんな騒音を行き来する度に聴いていたのですね…。駅に入ってくる電車の音もなかなかうるさい。一方、小さな音が聴きやすいので、クラシックを楽しむにはノイキャンはよいですね。それでも音量が極端に変化しないジャンルの方がいいかな、とは思います。オーケストラよりはピアノや室内楽を聴くようになっているかもしれません。
一方、ノイキャンの怖いところですが、音楽に没入してしまうため、駅を乗り過ごしてしまいそうになることが何度かあったことです。車内アナウンスはうっすらと聞こえるのですが、音楽の方に集中しているからか、気づかずにいますね…。
いずれにせよ、ヘッドフォンとイアフォンに関しては、良い買い物をしたかな、と思っています。
2024年8月9日金曜日
レオン・ルイス:《クァルテット・アメリカーナ》(1960)
とある方から譲り受けたレコード・コレクションの中の1枚。片面のみ溝が刻まれているレコードは初めて所有することになったかもしれません。作曲者はレオン・ルイスとされていますが、このレコードのジャケットは手書きの赤字で、それ以上の情報はありません。
2024年8月7日水曜日
ワリングフォード・リーガー:ピアノ三重奏曲 作品1 (1919-20)
→archive.org



