聴いたもの
・Ives, Pre-First Violin Sonata (Allero Moderato). Eugene Gratovich, violin; George Flynn, piano. Finnadar 90023-1 (LP).
仰々しいエンディングです。
・Yun, Isang. Symphony No. 2. Filharmonic Pomerska Bydgoszcz; Takao Ukigaya, conductor. CPO 999 147-2.
ヨーロッパの人々が日本の現代音楽に「日本らしさ」を求めるように、ユン・イサンに「韓国らしさ」を求めるのは間違っているのだろうか?
・Daniel Bortz. Dialogo 3; The Elegier. Mats Persson, piano; Stockholm Chamber Choir; Eric Ericson, conductor. Phono Suesia PS CD 24.
・Bartok, Violin Sonata No. 1. Gidon Kremer, violin: Yuri Smirnov, piano. Hungariton 11655.
バルトークはWGBHのエアチェックより (1993.10.6.) 。このアナウンサーは、レーベル名を「ハンガリトン」と発音してる。クレーメルとフンガロトンっていうコンビネーションは他にもあったのかな?
2008年6月5日木曜日
聴いたもの
・Duke Ellington. Harlem. Detroit Symphony Orchestra; Neeme Jarvi, conductor. WCRB, Boston, 10/6/1993.
シャンドスのCDにも録音があるけれど、これはライブ収録の放送。アナウンサーによると、スクリーチ・トランペット (screech trumpet) と呼ばれるハイ・ノート専門に吹くトランペット奏者を加えて演奏しているんだそうだ。曲が終わっての反応が「ブラボー」じゃなくて「イエーイ」っていうのがナイス。アメリカですねえ。
・Visions and Miracles. Ensemble Alcatraz. Nonesuch.
Cantigas de Santa Mariaがまとめて聴けるアルバム。アルフォンソ10世が収集したのだとか。トルバドゥールやトルヴェール、ミンネジンガーも同じような楽器編成や歌唱法で歌われているような気がします。単旋律聖歌と同じように、『聖母マリアのカンティガ集』も旋律だけが記されているはずなんですが、こういう風に想像力を豊かにして演奏できるってことですね。むかしフロリダの大学院で記譜法を勉強した時に、現代譜にtranscribeしたことがあったなあ。
・Fruhe Musik in Italien, Frankreich und Burgund. Telefunken (LP).
トレチェントの音楽、ヴィルレイ、シャンソン、パリの劇場歌など、バラエティに富んだ楽しい曲集。バンショワのDe Plus en Plusは名曲。
2008年6月6日金曜日
聴いたもの
・J. C. F. Fischer. Le Journal de Printemps: Suite No. 2. L'Ensemble Orchestral de L'Oiseau-Lyre; Louis De Froment, conductor. Editions de L'oiseau-Lyre OL 50136 (LP).
モノラル録音で、ピリオド楽器から考えると、なんとも古めかしい演奏ですが、作品の概観をつかむ、ということでしょうか。このLPにはムファットも入ってます。リュリ風組曲がドイツに流れて、オーケストラ音楽も発展、という流れなんでしょうか。
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