本日は今年最後の主日礼拝へ。「今年は1月1日も今日大晦日も主日礼拝で、お得な感じ」という趣旨のことを伝道師さんに言われて、そうかも〜と思ったりしました。去年は2月に突然入院したりしましたが、今年は特に、そういう大きなできごとはなくて、良かったかも。民放深夜番組出演とか、テレビドラマの時代考証とか、これまでやったことないお仕事も体験させていただきました。
あ、年賀状は礼拝前に、最寄り駅近くのポストに入れてきました。昨日妻がデザイン+印刷してくれたものに、宛名を大急ぎで印刷したものです。来年は、文面は外部発注した方がいいかも…。印刷設定などで、いろいろ苦労していたようでした。
さて、午後は中華街へ行ってまいりました。大晦日の中華街はNHKの首都圏ローカル・ニュースでアメ横と一緒に取り上げられていて、話の種にという感覚です。いやあ、すごい人でした。毎年外売りをやってるという聘珍樓にはすごい人だかり。知らなかったのですが、ずっと藤波辰爾が売り子をやってるんですね。息子さんも一緒でしたが、みんな写真を撮りまくってました。その他、重慶飯店で点心やお菓子などを購入。
その後、そごう横浜店の紀伊國屋で音楽本4冊購入。これについては、また改めて。ついでにプチ贅沢してメゾンカイザーでパンを買って、さらに最寄りのイトーヨーカドーで軽く買い物して帰りました。しかしイトーヨーカドーの混雑がすごく、レジ行列にさり気なく割り込もうとしたおばちゃんが、うしろの方から注意されて逆ギレする現場にも遭遇。大変だあ。ヨーカドーには明後日も行く予定なので、必要最低限のみの買い物です。
ということで、今日の振り返りでした。
2017年12月31日日曜日
2017年11月1日水曜日
フェリスの土屋先生(演奏学科)ご登場!
我がフェリスの音楽学部、演奏学科の土屋先生が、こんな番組に出演してらしたのですね。気が付きませんでした。
土屋広次郎 フェリス女学院大学声楽科教授 バリトン歌手 (横浜人図鑑・第265回 [2017年03月10日])
土屋広次郎 フェリス女学院大学声楽科教授 バリトン歌手 (横浜人図鑑・第265回 [2017年03月10日])
2017年8月19日土曜日
最近読んだもの/読んでいるもの記録(Kindle編)
パオロ・マッツァリーノ 『みんなの道徳解体新書』 (ちくまプリマー新書)
世の中には合理的発想が必要なんだなあと、つくづく思いました。で、道徳の副読本(教科書)なるもののいかがわしさを感じた今日この頃、といいますか、僕が小学校の時にやってた道徳の授業の内容も、けっこう変なことやってたのかなあと思った次第。合理的な近代市民として、『あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書』でも使えばいいんでないの? と思ったり。といいながら、僕も『あなた自身の社会』は読んでない(汗
パオロ・マッツァリーノ『「昔はよかった」病』(新潮新書)
体感治安なんて言葉もあったと思うけど、これもデータを使って歴史を通して考えましょうよ、という感じです。テーマが多岐にわたるため散漫な印象だけど、まあ電車の中で読むにはよいかな。
Howard Zinn, "Passionate Declarations: Essays on War and Justice"
自ら念を押すように「中立ではない」ことを明記して書く歴史家Zinnのエッセイ集。彼はNoam Chomskyと一緒に紹介されることが多いような。Zinnは亡くなりましたけれど…。アメリカには少ないいわゆる左派の執筆家なのかもしれないけれど、その説得力のある論の張り方、体験談とデータを織り交ぜて、柔らかく、そして力強く語る彼の文章が Kindle で読めるのはありがたいかも。まだ途中まで (全部で372 ページ)
2017年8月3日木曜日
2017年度 夏期音楽講習会
今日はフェリス音楽学部の夏期音楽講習会でした。音楽芸術学科のセッションは、かつてない大盛況で、入試アドバイスを担当した私も緊張いたしました。
真剣にメモ取りされている生徒さんも、終わりに質問される親御さんもいらっしゃり、刺激になりました。
たくさん受験してくれるといいな〜。
真剣にメモ取りされている生徒さんも、終わりに質問される親御さんもいらっしゃり、刺激になりました。
たくさん受験してくれるといいな〜。
2017年7月14日金曜日
国音の授業(最終回)
今日の国音の授業(最終回)は『ルパン三世カリオストロの城』の回だったのだけど、担当の学生が来なかったので、僕が1時間だけ話しました。
要点としてはこんな感じです。
・大野雄二がジャズ・ピアニストとしてキャリアを始めたこと。
・ファースト・ルパンとの関係(緑ジャケット)
・テーマ音楽が「和風」「日本人が好きなカツオダシを少々入れた」(大野の言い方)→二六抜き短音階だからか?
・アクションシーン(カーチェイスや結婚式における乱痴気騒ぎ)で使われている '80版テーマ('78, '79のテーマもちょっと聴いてみた)
・宮崎氏からは「人間味や暖かさを大切にしているので、音楽もそういうイメージで」と言われたこと
・そのため、TVシリーズでは都会的にしている音楽を牧歌的な感じにした(ヨーロッパの小国や古城を舞台としているということも含め)
・のどかな感じを出すためにオーボエを使った(オーボエ奏者はコーラングレしか持ち替えができないので、予算的には贅沢な試みだった)
・《炎のたからもの》について、ヨーロッパ的雰囲気のため「6/8拍子の静かな曲」にし、生楽器中心に考えた。
・《炎のたからもの》クラリスのテーマは、クラリス⇔ルパン(塔の中の場面)、ルパン→クラリス(回想シーン)という両方向の表現に使われている。
・人物紹介を冒頭にせず、すぐに物語に入れる強み(テレビシリーズで設定が知られているため)
・そのため、上映当時は今ひとつパッとしなかった(大野自身も「本来のルパンとは正反対なもの」と思っていた)。
・宮崎氏にとっては「金・宝石・女」といった表向きの行動原理のルパンではない方向性を狙っていた。
・キャッチがあちこちに使われ、一つの曲がぶった切られたり、複数のスコアをキャッチでつないだりしている。
・キャッチはあちこちで単独でも使われており、しかも前のアニメシリーズのものも使っている。
・婚礼の場のオルガンはエレクトーンだが、スタジオで演奏したものを録音している。
・テーマ音楽が「和風」「日本人が好きなカツオダシを少々入れた」(大野の言い方)→二六抜き短音階だからか?
・アクションシーン(カーチェイスや結婚式における乱痴気騒ぎ)で使われている '80版テーマ('78, '79のテーマもちょっと聴いてみた)
・宮崎氏からは「人間味や暖かさを大切にしているので、音楽もそういうイメージで」と言われたこと
・そのため、TVシリーズでは都会的にしている音楽を牧歌的な感じにした(ヨーロッパの小国や古城を舞台としているということも含め)
・のどかな感じを出すためにオーボエを使った(オーボエ奏者はコーラングレしか持ち替えができないので、予算的には贅沢な試みだった)
・《炎のたからもの》について、ヨーロッパ的雰囲気のため「6/8拍子の静かな曲」にし、生楽器中心に考えた。
・《炎のたからもの》クラリスのテーマは、クラリス⇔ルパン(塔の中の場面)、ルパン→クラリス(回想シーン)という両方向の表現に使われている。
・人物紹介を冒頭にせず、すぐに物語に入れる強み(テレビシリーズで設定が知られているため)
・そのため、上映当時は今ひとつパッとしなかった(大野自身も「本来のルパンとは正反対なもの」と思っていた)。
・宮崎氏にとっては「金・宝石・女」といった表向きの行動原理のルパンではない方向性を狙っていた。
・キャッチがあちこちに使われ、一つの曲がぶった切られたり、複数のスコアをキャッチでつないだりしている。
・キャッチはあちこちで単独でも使われており、しかも前のアニメシリーズのものも使っている。
・婚礼の場のオルガンはエレクトーンだが、スタジオで演奏したものを録音している。
2017年5月27日土曜日
ディズニー・オン・クラシック 春の音楽祭2017
ディズニー・オン・クラシック 春の音楽祭2017に行ってまいりました。
お恥ずかしながら、ヒカリエの11階に劇場があるなんて知らなかったです。
オリジナル・スコアをもとにしたアレンジによるダンボのサーカス音楽がすばらしかったです。最初は『ズートピア』から《トライ・エブリシング》からでした。
最後はやっぱりアラン・メンケンってことでしょうか。僕的にはノートルダムの鐘を生で聴けたのは良かったなあと。クロパンハイDはさすがに期待するのが酷と言えますが…。モアナだと、オーケストレーションからして違いますね。
2017年2月22日水曜日
戸田弥生先生の記事
フェリスでヴァイオリンを教えておられる戸田弥生先生が、担当の授業について書かれていらっしゃいます。「フェリスの演奏学科は、きわめて質の高い指導を行っています」と力強く語っておられて、うれしいですねえ。
フェリスの弦楽器・専攻部門について (音楽学部 演奏学科 戸田弥生教授) (Ferrisと私 ―For Othersの実践―、Ferrisで学ぶ)
http://www.ferris.ac.jp/?p=7125
フェリスの弦楽器・専攻部門について (音楽学部 演奏学科 戸田弥生教授) (Ferrisと私 ―For Othersの実践―、Ferrisで学ぶ)
http://www.ferris.ac.jp/?p=7125
2017年2月15日水曜日
『コクリコ坂から』を観ました。
スタジオ・ジブリの映画『コクリコ坂から』を観ました。横浜を舞台にしているので、なんだか親近感がありますね。元山下行きバスというのが走っているのですが、なぜか前と後でナンバーが違ってたりしている(汗。そういう町の名前もないようで。当時の4桁数字のナンバーの真ん中にはハイフンが入らないとか、このバスにはけっこうツッコミが入ってる模様。
そのほか市電の「西の橋」停留所というのが出てくるのですが、この風景が元町交差点から山手トンネルの方を見た感じだなあと思っていたら、やはり元町交差点周辺を舞台としていたそうで。へええという感じです。
桜木町駅は昔の駅舎を初めて見ましたが(なぜかホームは高架にしなかったそうですね。監督が知らなかったとか…)、山下公園のホテル・ニューグランドとか氷川丸やらは今と変わらぬ風景で、いいですねえ。
坂の方は汐汲坂をモデルにしているという説もあり。ただ代官坂にある花屋さん(宮崎生花店)も登場しますね。お店の前に『コクリコ坂から』のプレートが置いてあったりします。コクリコ荘がある港が見える丘というのは、まさに私の勤務地の近くの公園(港の見える…)をもとにしているそうですし…。
映画としては、割と好きな方かも。音楽はちょっと音量が大きめに入ってる印象。
実は英語版というのも観てしまったのだけど(すいません、こちらはそのうち買います…)、俊の父親などは、こっちの声優さんの方が好きだなあ。それにナレーションを足したり、セリフがオリジナルからの英訳じゃなくて違うものになっている箇所もあり。僕的には英語版の方が気に入ってる箇所もあったりします。
音楽現代2017年3月号
当方が担当した文章は3つの演奏会評になります。
・藤原市民オペラ ロッシーニ:歌劇《セミラーミデ》(演奏会形式)
・神奈川県民ホール年末年越スペシャル ファンタスティック・ガラ・コンサート2016
・クレメンス・ハーゲン&河村尚子デュオ・リサイタル
上の2つに関しては、演奏会の大きな写真も掲載されております (p. 14、p. 15)。
ご笑覧賜れば幸いです。
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