・ファーディ・グローフェ (1892-1972):《ミシシッピー:音による旅》から<マルディ・グラ>(1925)
・グローフェ:《メトロポリス》(1928)(フーガの部分まで)
・グローフェ:《グランドキャニオン》組曲から<山道を行く>
・グローフェ:《タブロイド組曲》(1933)から<ニュースの切り盛り>
・ウィリアム・グラント・スティル (1895-1978):《リノックス通り》(1937)
・ロイ・ハリス (1898–1979):《時の組曲》(1937)
・ルイス・グリュンバーグ (1884-1964):《緑の館》(1937)
・ウォルター・ピストン (1894-1976):交響曲第6番 (1960) から第4楽章
・ジョン・ケージ (1912-1992):クラリネット・ソナタ (1933)
今回はグローフェ+オムニバス・トピックの回。《メトロポリス》は音源・楽譜とも珍しく、楽譜は当方がアメリカ時代に取り寄せたピアノ譜を使いました。その他の音源も、すべてオリジナル編成のものを使いました。
スティル、ハリス、グリュンバーグ (グルーエンバーグ) は、ラジオのための作品。博論で扱ったラジオの委嘱作品をご紹介。スティル以外は調査用に入手した音源なので、これらも珍しいといえば珍しいかも。
ピストンに関しては「アカデミズム」の流れで紹介しました。影響力からすれば、戦後になると思うのだけれども、セッションズ、などと一緒に。
予告編として、ジョン・ケージの戦前の作品から代表的なものをリストしてプリントに載せておきました。後期は実験音楽系も多くなりそうです。