2010年11月9日火曜日

第61回日本音楽学会全国大会:番外編

久しぶりに名古屋に行ってまいりました。日本音楽学会、実は昨年から所属支部を中部支部に移しまして、それから初めて訪れた全国大会ということになりそうです。

土日の2日間を目一杯使っての学会なのですが、せっかくなので前日入りをして、久しぶりに都会らしい街で、古本屋や中古CD屋巡りを、ちょっとだけ堪能しました。学会そのものよりも先に、そっちの遊びの部分の記録から (^^;;

ホテルのチェックインを済まし、しばらく体を休めて、さっそく訪れたのは、鶴舞駅近くの古本屋さん。数軒あるうち、音楽書が割とそろっているところでクルト・ザックスの『リズムとテンポ』、クヮベナ・ンケティアの『アフリカ音楽』の2冊を見つけました。神田神保町の専門店だと、ザックスはかなり高価なので、助かります。音楽書以外にも面白そうな本がたくさんあったのですが、とりあえず専門以外は、なるべく図書館で見てからというつもりで、今回はパス (旅先でなかったら、いろいろ買ってたかも (^^;;

で、ふと目を下にやると、ヒストリカル系のCDに450円のシールが貼ってあったので、これも何枚か、まとめて購入しました。そんなにヒストリカルに詳しい訳ではないのですが、レーベル名や演奏者に、かなり濃いものを感じまして、直感的に手にとった次第。

お店の人が去り際に「明日、追加がありますから」とおっしゃってました。「誰に話てるんだろ?」と思ってたら私に話しかけていたみたいで (^^;; とりあえず「時間があれば」と答えました。結局この書店には日曜日、学会の帰りに寄ることに (^^;;

で、以下が収穫物。1枚あたり450円。でもフェラスのは2枚で450円。かなりテキトーに値付けされた模様。

・Bach, Sonatas and Partitas for Violin. Christian Ferras, violin. Ages.
・Bartok, Complete Violin Works. Andre Gertier, violin; Bela Bartok. Baltic (4 CDs).
・Beethoven, Piano Concertos Nos. 3 and 4. Solomon, piano; Philharmonia O; Menges; Cluytens. Caldera (CD-R).
・Beethoven, Piano Sonatas Nos. 9, 10, 4, and 28. Andor Foldes, piano. Aura.
・Brahms, Double Concerto (c/w Bruch Violin Concerto No. 1). George Kulenkampff, violin; Enrico Mainardi, cello; Carl Schuricht, cond. Disques Refrain.
・Brahms, Violin Concerto. Johanna Martzy, violin: Radio SO, Stuttgart; Gunter Wand. Green Hill.
・Brahms, Violin Concerto in D, Op. 77. Ginette Neveu, violin; SO des Norddeutschen Rundfunks; Hans Schmidt-Isserstedt. Acanta.
・Brahms, Violin sonata No. 1 (c/w Ravel's Violin Sonata). Johanna Martzy, violin; Istvan Hajdu. Coup d'Archet.
・Bruckner, Symphony No. 9. Hamburg State Phil; Keilberth. Grand Slam.
・Mozart, Requiem. VPO; Schuricht. Disques Refrain.
・Schumann, Violin Concerto (c/w Sibelius's Violin Sonata). Georg Kulenkampff, violin. LYS.

次は中古CD屋ピーカン・ファッヂに行き、シカゴ響 Collector's Choice ボックスを買いました。未開封で、値段も決して安くはないのですが、カードで購入。スラトキン指揮によるウィリアム・シューマンの交響曲第3番が入っているのも、購入を後押ししました。ずっと買いたいと思ってはいたのですが、そろそろ入手難という感じがしてきたので…。

ここのポピュラー系の棚にはDocument Records がまとめて置いてあったことがあって、今回は、それも狙っていたのですが、残念ながら見あたりませんでした。

ホテルが錦3丁目だったので、ついでにバナナ・レコードのクラシック専門コーナー「エロイカ」にも立ち寄りました。てっきり別店舗なのかと思ったら、同じフロアの別に独立したパーティションができてたということのようです。ジャズだけで独立したコーナーも。ふーん。でも買うものはなかったです。ごめんなさい。

いろいろ歩きまわった後、なぜだか突然バナナ・レコードと同じビル内にあったサブウェイのサンドイッチが食べたくなり、ケイジャン・チキン・サンドイッチのフットロングを食べました (^^;; かなりお腹が減っていたのかも。

実はこれ、帰国以来、初めてのサブウェイ。つまり日本のサブウェイ・デビューでした。あれ、サブウェイのパンってこんなに大きかったっけ? というか、こんなデカいサンドイッチをアメリカでは食ってたの? ドリンク・セットにして1,000円ということで、気持ち的にはフロリダの倍くらいの値段ですかね? 無性に食べたかったので、満足しました。

学会の感想については、また改めて。