http://amecla.main.jp/music-files/mendelssohn-side6.mp3
(上記音声ファイルは、ノイズがすごいです)
僕の音楽の原点っていうのは、いろいろあると思うのだけれど、クラシック系から辿ると、ここだったんだろうな、という1枚。といっても、聴いていた当時は、クラシックやらポピュラーやらという、うるさいジャンル用語などは知らなかったし、協奏曲だのハイフェッツだの言っても、何のことか分からなかったと思う。それに、もともと第5・第6面のディスクしかなかった。第5面が「ここで終わるのか!」という人もいるのかな。
祖父が骨董屋で仕入れてきたレコードの1枚で (祖父は小5の時に亡くなったので、それ以前に聴いたのは間違いない。「黒ねこのタンゴ」と書こうとした落書きがあるので、小学校前じゃないかなあ) 、このほか、メニューインの《スプリング・ソナタ》第1・第2面、日本語による (演奏者は忘れてしまった) 《女心の歌》《乾杯の歌》があった (後者は落として割ってしまった) 。
《女心の歌》は「風の中の、羽のように」がデフォルトで、オリジナルを聴いた時に、不思議な違和感を感じたのを覚えている 。
ちなみに表紙も傷んでて、ビクターのロゴの横には関係ないシールも貼ってしまった (^^;;
ちなみに、MP3にしてみた思い出の「メンコン」はCDになっている。ノイズがなくて、とても聴きやすいけれど、何かしらよそよそしさを感じてしまうから、不思議なものだ。
・Ella Fitzgerald: Something to Live for. 14 February 2000 (GPTV).
フロリダにいた頃に録画したもの。CATVはジョージア州の公共テレビ放送も観れたってことかな。DVDにもなっているようだ。フィッツジェラルドの生涯を追うドキュメンタリー。歌唱の映像も、いいですねえ。晩年、糖尿病で両足を切断したっていうのは知らなかった。
・プロコフィエフ ピーターと狼、黒柳徹子 (ナレーター)、ロリン・マゼール指揮フランス国立管弦楽団、DG国内盤 (+ブリテン《青少年のための管弦楽入門》)
LPの初期盤 (確かチューリップ・レーベル) だと、オケの表示はフランス国立放送管弦楽団になってました。そして指揮者の読みも「ローリン・マーチェル」 (^^;; また、ブリテンの方は、小山田宗徳氏のナレーションが入ってましたが、CDには入っていません。ナレーション付き版で演奏したものにナレーションが付いていないというのは、録音としても珍しいのではないかな? ちなみに黒柳徹子の語り (声が若い!) は絶品です。
・Arthur Foote, Music for Cello and Piano. Douglas Moore, cello; Paula Ennis Dwyer, piano. Musical Heritage Society MHS 4108 (LP).
Musical Heritage Societyっていうのは、いわゆるレコード・クラブで、私も一時期、オリジナル音源が欲しくて入ったのですが、私が入ったころはオリジナルもなく、メジャーの音源を、白黒印刷の、ちゃっちいジャケットにして発売するものばかりで、途中で解約しました。電話の対応がぶっきらぼうで、よい印象がなかったなあ。ああ、それでも米国海兵隊軍楽隊の10CDボックスなんかは買ったな。
・『夜のスクリーン・ミュージック』 NHK-FM、1983年3月26日、4月2日エアチェック
関光夫がDJをやっていた、映画音楽専門の番組、最終回とその前の回を録音したもの。『幻魔大戦』って懐かしいなあ。
僕の前後の世代で、この番組を経由して映画音楽に興味を持つようになった人は多いんじゃないかな。いわゆる主題曲だけでなく、劇中音楽もかかったりもした。最後の2回はリクエスト・アラカルトなので、関さんの話も淡々としているけれど、やっぱり名調子。「やあ」とさりげないあいさつ。嫌味にならないのは、才能だなあ。
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