・Das Goldene Lied: Weltbekennte Folklore aus 11 Ländern mit dem Fred Schercher Chor. MPS 14268 St (LP).
おそらく前の所有者のものなのだろう、「ドイツのパーダーボルン (Paderborn) 市の音楽教師より 授業で使っていたのを贈呈されたもの。各国の民謡を扱っているので 教材として使っているとの事」と、ジャケット裏に鉛筆書きがある。
収録作品をリストアップしておこう。
Die Waldschenke (W. Kummer)
Die kleine Schwalbe - La Golondrina (N. Sarradell/P. Kaegbein)
Oh, Susanna (St. C. Foster/P. Kaebein)
Von Luzern uf Weggis zue (Volksweise/Welker)
Mein grünes Värmland - Ack Värmland (Volksweise/P. Kaegbein)
Ungarland - Ha jö a Nyár (2 Volksweisen/P. Kaegbein)
Bella Bimba - La Vinanella (Welker/Kaegbein)
Ein kleines Lied - Londonderry Air (Volksweise/K. G. Breuer)
Ich hab' eine Blonde - Après e ma Blonde (Welker/Kaegbein)
Grün war dein Sommerkleid - Greensleeves (Volksweise/P. Kaegbein/P. Martin)
Kirschblütenzeit - Sakura (Volksweise) Sopran-solo: Anne-Rose Seuffert
Lili Marleen (N. Schultze/H. Leip)
いずれもア・カペラによる合唱で、充実した響きは確かに技術に支えられている。そして、俗っぽくもなく「高尚」すぎでもなく、楽しくきけるのが特徴か。《さくら》は、まずソプラノ独唱が日本語で歌い、コーラスがドイツ語で続けるというもの。《グリーンスリーヴス》のドイツ語版というのも、はじめて聴いた。
2008年10月22日水曜日
2008年10月18日土曜日
最近買った音楽書
・富樫鉄火、石本和富、橎堂力也著、『一音入魂! 全日本吹奏楽コンクール 名曲・名演50』、河出書房新社
実際にコンクールに乗せようと考える時、どれくらい参考になるかわ分からないのだが、コンクールの「伝説的名演」や様々な騒動、特定の作品が有名になった背景などに触れられているところが、吹奏楽をやっている連中にアピールするのだろう。吹奏楽以外の人間であれば、アレンジものに見る選曲が、いわゆる「大作曲家・名曲」と違うことを実感するだろうし、オリジナル作品については、アマチュア合唱同様、独特の世界があることが分かると思う。
実際にコンクールに乗せようと考える時、どれくらい参考になるかわ分からないのだが、コンクールの「伝説的名演」や様々な騒動、特定の作品が有名になった背景などに触れられているところが、吹奏楽をやっている連中にアピールするのだろう。吹奏楽以外の人間であれば、アレンジものに見る選曲が、いわゆる「大作曲家・名曲」と違うことを実感するだろうし、オリジナル作品については、アマチュア合唱同様、独特の世界があることが分かると思う。
僕も中学・高校と、吹奏楽部でホルンを吹いていたので、このジャンルには親近感を感ずる。
最近第2弾も刊行されたようで、こちらも入手したいところだ。
・田中健次著、『図解 日本音楽史』、東京堂出版
以前、音友からB5版で出てたものの改訂増補版。前々から買おうと思っていたが、ようやく決心がついた。一冊で、ここまで幅広く日本の伝統音楽をコンパクトに概観できる本というのは、そうそうないと思う。巻末の文献表も、とても有益ではないだろうか。
・山崎智之、中野和洋、川嶋未来著、『ダークサイド・オブ・ロック』、洋泉社
殺人、悪魔崇拝、ドラッグ etc. ロック・アーチストにまつわる暗黒面にスポットをあてた著作、ということか。複数の書き手によるため、アネクドート中心になったり、楽曲のテーマが中心になったり、時代背景と絡めたりと、切り口はさまざま。
・クライヴ・ロビンズ著、生野里花訳、『音楽する人間:ノードフ--ロビンズ創造的音楽療法への遥かな旅』、春秋社
DVDが付いているというので、つい買ってしまった。もっと音楽療法についての入門書も読んでおくべきなのかもしれない。
・石間万範著、『オカリナ物語:土塊 (つちくれ) の音色』、ショパン
オカリナというと、どうしても一人でさみしく吹いているという偏見があったりする。でも、この本を読むと、ハーモニカ・バンドじゃないけれど、アンサンブルで吹いたりしてたんですね。付録CDには《トルコ行進曲》なんかも収録されています。すごいです、これ。
最近第2弾も刊行されたようで、こちらも入手したいところだ。
・田中健次著、『図解 日本音楽史』、東京堂出版
以前、音友からB5版で出てたものの改訂増補版。前々から買おうと思っていたが、ようやく決心がついた。一冊で、ここまで幅広く日本の伝統音楽をコンパクトに概観できる本というのは、そうそうないと思う。巻末の文献表も、とても有益ではないだろうか。
・山崎智之、中野和洋、川嶋未来著、『ダークサイド・オブ・ロック』、洋泉社
殺人、悪魔崇拝、ドラッグ etc. ロック・アーチストにまつわる暗黒面にスポットをあてた著作、ということか。複数の書き手によるため、アネクドート中心になったり、楽曲のテーマが中心になったり、時代背景と絡めたりと、切り口はさまざま。
・クライヴ・ロビンズ著、生野里花訳、『音楽する人間:ノードフ--ロビンズ創造的音楽療法への遥かな旅』、春秋社
DVDが付いているというので、つい買ってしまった。もっと音楽療法についての入門書も読んでおくべきなのかもしれない。
・石間万範著、『オカリナ物語:土塊 (つちくれ) の音色』、ショパン
オカリナというと、どうしても一人でさみしく吹いているという偏見があったりする。でも、この本を読むと、ハーモニカ・バンドじゃないけれど、アンサンブルで吹いたりしてたんですね。付録CDには《トルコ行進曲》なんかも収録されています。すごいです、これ。
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