2004年12月12日日曜日

アナログを語る会、2004年12月例会(12/10)

12月10日、南砺市のラモヴェールで行われた「アナログを語る会」に出席。今回もSPレコードを中心にいろいろ楽しむ。以下、聴いたレコードのメモ。

原信夫とシャープス・アンド・フラッツ クリスマス・アルバム

 気の利いた編曲で聴きやすい。リラックスした感じ。オーケストレーションの面白さ。木管 vs. ミュート付きトランペットによる対位法的展開など。日本の録音らしく、清潔な感じ。

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 フランチェスカッティ(Vn)、ミトロプーリス/NYP 日コロムビア WL 5158

 グルーヴガードのない時代のLP。ブルーレーベル。アメリカ盤のオリジナルジャケットをそのまま使用。裏面も解説文の日本語以外は米盤と同一のデザイン。

 昭和30年代、LPが高価な時。高校の時にお買いになったLPだとか。

佐渡おけさ(編曲:堀内敬三) 藤原義江(テノール)、マキシム・シャピロ(ピアノ) 日ビクター 130470-A

 歌詞が聴き取りにくい。ピアノ伴奏でも意外に面白い、という声も。

F. W. Meacham アメリカン・パトロール、スーサ 忠誠 Victor Military Band; Rosario Bourdon, director. 日ビクター 22061-A、22061-B

 テンポは速め。《忠誠》もキーが違う???

篠崎誠二 作詞、陸軍戸山学校軍楽隊 作曲、満州産業建築学徒研究団々歌 伊藤隆一指揮陸軍戸山学校軍楽隊および合唱隊 日Polydor 3907-A

 曲のタイトルにそそられて聴いてみたけれど、歌としてはイマイチかな。裏は《希望に燃えて》という作品。

天使よおやすみ(Goodnight Angel)(Magidson & Wanbel)、Victor Silvester and His Ballroom Orchestra ニッポノフォン(Columbia)JX 62

 フォックス・トロット。ワイルを思い起こさせる、いいムードの音楽。本日のヒット! 裏面はLet's Waltz for Old Times's Sake。

 こういうレコードは、竹田楽器がよく売っていた、とも(もちろん、私は詳細は存じません)。

淡谷のり子 ドリゴのセレナーデ ニッポノフォン(Columbia)29301

  「この時代、これくらい歌えれば大したもんじゃないですか?」という意見。後のLPステレオ時代よりは、ずっと安定した歌唱。

"Waltzes of Johann Strauss"というユージン・オーマンディ指揮ミネアポリス交響楽団によるアルバムから、《美しく青きドナウ》 日Victor JD-589-A、B

 途中でネジを巻き直すハプニングあり

ジングルベル、ホワイト・クリスマス フランク・シナトラ 日Columbia ABL 7

井波町瑞泉寺 太子奉賛音頭

 極めて貴重な、ローカル音源。蓄音機とともにSPレコードを借りてきたので、CDに焼いてみようかと思う。

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