2009年1月27日火曜日

映画『フィールド・オブ・ドリームス』

偶然NHKのBS2で放送していた映画『フィールド・オブ・ドリームス』を、途中から眺めていたのですが、引き込まれてしまい、ついつい最後まで観てしまいました。絵に描いたようなアメリカン・ドリーム、なんて言ってしまうと、この映画が好きな人に怒られてしまいそうですが、野球も含めて、アメリカの白人たちが思い描いていたイノセント/ナイーブな「夢」って、きっとこういうものなのだろうなあ、と思いました。

ふと『淀川長治とおすぎの名作映画コレクション(講談社プラスアルファ文庫) を開きましたら、この映画を取り上げていたことを発見し、読んでみました。2人ともべた褒めでびっくり。そして、やっぱりこういう人たちの目の付けどころって、勉強になりますね。

まあただ、僕なんかは、現実のアメリカがささくれているから、こういう映画はアメリカ人にとっても新鮮に映る可能性があると思ったりもします。下手に現実を知らない方が、アメリカへの憧れを持てるのかもしれません。きっと僕もイノセントな世界へ戻るために、もう一度観るべき映画なのでしょう。いいじゃないですか、現実逃避したって。

音楽はジェームズ・ホーナー。名前が出てから、「ああ、言われてみればそんな作風だなあ」なんて思ってしまいました。

0 件のコメント: