2026年1月24日土曜日

CBSテレビ『The 60 Minutes』- ローリー・アンダーソン・インタビュー

Laurie Anderson: The 60 Minutes Interview


74歳のアンダーソンへのインタビュー。アートと音楽との自然なつながり、1966年に音楽と短編映画のキャリアのスタートしたこと、ヨーロッパにおける音楽活動、1975年にイタリアにおけるヴァイオリンとループの演奏をしたこと、《オー! スーパーマン》のヒットから「前衛」がMTVへ進出したこと、ルー・リードとの出会い、近年の創作活動など。

全盛期?の映像(日本でもレーザーディスクで発売されていたもの)と比較して彼女見ると、「年取ったなあ」というのが正直な感想ではありますが、以前旺盛な創作意欲はすごいですね。ファシズムの台頭に危惧を呈しつつ、「私は世界をより良い場所にするアーティストではありません。それは私の目標ではありません。ただ密かには、と思っています」というメッセージが印象に残りました。

2026年1月11日日曜日

ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン@ボストン・シンフォニー・ホール (1993) の思い出

 富山の書庫にあった、ボストン時代のプログラムを取り出してみました。

ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンは、ビクターのビデオ『世界民族音楽大系』で観て感動したんだと思います(学芸大の図書館にありました。でもOCORAのCDでも聴いたはず。NHK衛星放送でも彼のライブをやっていた記憶が…中村とうよう氏の司会の番組)。それで、生で聴けると分かってチケットを取りました。

演奏が始まる前にステージに登らないようにとアナウンスがあったり、警察官が(1人)舞台袖で待機していたりで、物々しい感じでした。実際聴衆の中に、ちょっとしたエクスタシーになって、舞台に上がる人が出てきたように記憶しております(2〜3人はいたような)。その度に警察官が対応していました。

また、シンフォニー・ホールのバルコニー席が足踏みでズシズシ振動して「ホール、壊れないよね」と不安になるレベルでした。もちろん歌ってる内容は分からないのですが、こちらもノリノリで楽しみました。隣にいた女性から「歌詞が分かるの?」と聴かれましたが、「分かりません。ですが、感じるものがありました」と答えました。それに対する反応はなく、不審に思われたのか何なのか分からずじまいです(汗)。しかし、普段のクラシックのコンサートとは全く違う雰囲気で、面白かったです。

チケットの価格は$35, $27, $22でした。ケチケチせずに$35のを買えば良かったかなあ。

改めてプログラムを覗いてみたら、カッワーリの解説、ヌスラットのインタビュー、歌詞の英訳など、資料的価値はありそう(とてもコンサートの最中にプログラムの英訳を追う雰囲気ではありませんでしたが…)。全米カナダツアーの一環だったようですね。

その後、タラハシーでヌスラットをフィーチャーしたラジオ番組があって、ちょうどWorld Music Culturesという授業でカッワーリを題材にレポートを書いていた手前、再放送をお願いしたことがありました。どこかに録音が残っているはずです。

2026年1月10日土曜日

グローフェ:《グランド・キャニオン組曲》(コステラネッツ)

モノラル録音ということもあってか、CDとしては発売されていないアンドレ・コステラネッツ楽団の《グランドキャニオン組曲》の録音です。なぜか《ミシシッピー組曲》はバーンスタインの《グランドキャニオン…》とカップリングされてリリースされていたことはあります。

コステラネッツの演奏にはグローフェのオリジナルのオーケストレーションを尊重している箇所があります。例えば<山道を行く>の約2分40秒位のあたり、通常版ではホルンで演奏されるメインテーマが、ここではオリジナルの通りのミュートのトランペットで演奏されています。

効果音やジョニー・キャッシュのナレーション入の録音もありました。archive.orgには一応録音がアップロードされています。LPをそのままアップロードしたもので、音が濁っている箇所があるのが残念。針の掃除、したのでしょうか? あるいはレコードの溝自体が傷んでいるのかな?